利用者の行動を学習するAIで先回りの情報提供やバッテリー長持ちに HTC U11 #HTCグローバルレポーター

HTC サポーターズ クラブの企画で、HTCグローバルレポーターとして、新フラッグシップスマートフォンHTC U11の台北での発表会に参加、また東京で開催されたHTCファンイベントにも参加してきました。
HTC U11にはHTC Sense Companion、Google Assistant、Amazon Alexaという3つのAIが搭載されています。この中でもHTC Sense Companionは体験しようがなく、よく分からなかったので、話を伺ってきました。


HTC Sense Companionは、Google Assistant、Amazon Alexaのような会話形のAIではなく、スマートフォンを使っている行動を自動的に学習して、次の行動を予測、先回りの情報提供や動作の最適化を行うような機能だそうです。具体的には位置情報やアプリの使用状況、個人情報、アクティビティなどの情報を取得し、行動を学習していきます。


2週間ほど学習すると、次の行動を予測して、先回りして役に立ちそうな情報やおすすめ情報を提示するようになるそうです。Google Nowに近いかも知れませんが、さらに本体動作の最適化も行います。例えば使わなさそうなアプリの動作を落としてバッテリーを長持ちさせ、1時間位長持ちしたりするそう。その他の本体制御の機能も追加していく予定とか。
利用情報が取られるので、ちょっと気持ち悪い感じもしますが、どれくらい便利に使えるものかぜひ試してみたいですね。


Google Assistant、Amazon Alexaなども握る操作で起動できるので、「OK Google」とか「Alexa」とか呼びかけなくても使えるのが恥ずかしくなくて良いですね。
デフォルトでも長く握るとGoogle Assistantが起動して、調べたいことや操作したいことを音声で言うだけで操作できます。


Amazon Alexaは、発売時点では日本語対応していないが、ソフトウェア・アップデートで対応する予定だそうです。
ちなみに裏話によるとAlexaの搭載は、HTC U11発表日前日に決まったことらしいです。ギリギリまでより良いものにしようと頑張られているのが感じられました。

saya: