軽快に使え・聴きやすい音・良いデザイン MJYun M1 Bluetooth完全ワイヤレスイヤホン

Apple AirPodsの登場で注目されている完全ワイヤレスイヤホン。音源とのコードはもちろん、左右のイヤホンをつなぐコードもないイヤホンです。
様々な製品が出ており、安価な製品も出てきていますね。
今回、セール価格で4千円を切る完全ワイヤレスイヤホン「MJYun M1」のレビュー依頼を頂きましたので、通勤を中心に使ってみました。(レビュー用に商品の提供は受けていますが報酬はありません)


小さなしっかりとしたパッケージです。


中にはコンパクトな薬ケースのようなケースが収納されています。


そのケースの中にイヤホンが入ってます。その他USB-Cケーブルや予備のシリコンチップ、英語のマニュアルなどが付属しています。


このケースには500mAhのバッテリーが搭載されており、収納時にイヤホンを充電することができます。
磁石で吸い付く感じでしっかりと収納されるので、収納して持ち運んでいる間に充電が可能す。


イヤホンは丸く小さな可愛い形で、ボタンと小さなインジケーターが付いています。この小さな左右のイヤホンそれぞれにバッテリーやBluetoothが付いています。


ケースの充電はUSB-Cで行います。


最初は両方のイヤホンのボタンを2.5秒以上押してペアリングモードにします。スマホではBluetoothの設定で検出された「MJYun M1」をタップしてやれば接続完了。
ペアリングは自動的に一方のイヤホンはもう一つのイヤホンと行われ、そのイヤホンとスマホがペアリングされるような感じですね。
複数の機器ともペアリング可能ですが、ペアリングモードにしても接続済みのものがあればそっちに接続されてしまうようなので、別の機器とペアリングするときは接続済みの機器のBluetoothを切っておく必要があるみたいです。
ペアリングが済めば、両方のイヤホンのボタンを長押しして電源をいれれば自動で接続されるようになります。機器を切り替えるときは、接続したい機器から選択しなおします。


両方のボタンを押して電源を入れると、「Power on」「Pairing」「Your device is connected.」という英語のアナウンスと「ピピ」という電子音が流れます。
Power onで指を離せばOK。Your device is connected.で機器と接続。ピピという音は片方のイヤホンがもう一方のイヤホンに接続した音みたいですね。
音楽を聞いているときにどちらかの一方のイヤホンのボタンを押すと停止・再生のコントロール、ボタンを2回連続で押すと次の曲、3回で前の曲になります。電源OFFは両方のボタンを長押し。「Power off」と聞こえたら指を離せばOK。使い方は簡単です。電話がかかってきたときはボタンを押して通話も可能。
イヤホンにはR,Lと書かれており、左右を間違えないように、字の向きのように本体が上を向くように装着します。これを間違えるとちゃんとした音が聞けません。(装着方法は説明用紙にも書いてありますが、初め間違えていて、こんな音?って思ってしまったのは内緒です。)
装着感はなかなか良く、音楽が流れていると外の音がほとんど聞こえない感じで遮音性が高いです。ちなみに搭載されているノイズキャンセリングは通話時の機能っぽいですね。
音は明瞭度や定位感はそれほど高くはないですが、高音から低音まで程良く出ており、聴きやすい音です。アウトドアでは十分な音だと思います。
連続して音楽を聴いてみましたが、2〜3時間で「Battery low」と言われ、しばらくして自動で電源OFFになりました。まあ、これくらいあれば通勤などには余裕だし、ケースに戻せば自動で充電されるのでバッテリーには困らないかな。

MacBook ProにもBluetooth接続可能で使えました。CODECを調べてみましたが、やはりSBCのみ対応みたいです。接続をブリッジしているためか、遅延が大きく映像の視聴には向きません。音楽を楽しむのが良いと思います。あと、朝の品川駅構内でのみ音楽が途切れ途切れになるという事象に何度も遭遇しました。ものすごい人が流れて電波干渉が強いためかも知れません。でも家の中だと機器からかなり離れてもBluetoothが届く感じなので、通信感度が悪いわけでもなさそうです。

完全ワイヤレスなのは取り回しの手間やコードのもつれなどがなく、非常に便利だと感じました。
この値段で軽快に使え、聴きやすい音、良いデザインの完全ワイヤレスイヤホンと充電ケースが手に入るのは、なかなかコストパフォーマンスが高いと感じました。

saya: