立て続けにニコン、キヤノンからフルサイズセンサーミラーレス一眼の発表がありましたね。
パナソニックがミラーレス一眼DMC-G1を発表してからちょうど10年、ソニーがフルサイズミラーレスα7を発表してから約5年、とうとうレンズ交換式カメラで圧倒的シェアを占めるキヤノンとニコンが、ソニーの独壇場だったフルサイズミラーレスへ参入です。パナソニックも動画性能に優れたフルサイズミラーレスを近々(9/25?)発表するとの噂がありますし、またカメラが面白くなりそうです。
私が初めて買ったレンズ交換式カメラがミラーレスのDMC-GH1で、それ以降ミラーレスばかりで今はOM-D E-M1 MarkII (実は一眼レフは買ったことがない)。フルサイズミラーレスはSONY α7シリーズをお借りしてその進化に感心したり欲しいなと思っていたところなので、フルサイズミラーレスの選択肢が広がり低価格化するのは嬉しいですね。マイクロフォーサーズとは別マウントになるので、慎重に考えないといけないですが。
ということで、今回発表されたCANON EOS R,Nikon Z7, Nikon Z6とSONYのα9, α7RIII, α7IIIの気になるスペックを比較してみました。(気になるところを簡単に書いているだけなので、正確なスペックは各社のHPなどで確認して下さい。でも間違っていたらお知らせください)
CANON EOS R | Nikon Z7 | Nikon Z6 | SONY α9 | SONY α7RIII | SONY α7III | |
画素数 | 3030万 | 4575万 | 2450万 | 2420万 | 4240万 | 2420万 |
マウント (マウント径) |
RFマウント(54mm) | Zマウント(55mm) | Eマウント(46mm) | |||
フランジバック | 20mm | 16mm | 18mm | |||
手ぶれ補正 | なし | 5段 | 5段 | 5段 | 5.5段 | 5段 |
ISO (ISO拡張) |
100-40000 (102400) |
64-25600 (102400) |
100-51200 (204800) |
100-51200 (204800) |
100-32000 (102400) |
100-51200 (204800) |
センサー | DPCMOS | 裏面照射型CMOS | ExmorR CMOS | |||
測距点(位相差) | 5655点 | 493点 | 273点 | 693点 | 399点 | 693点 |
ローパスフィルター | あり | なし | あり | あり | なし | あり |
瞳AF | あり(AF-S) | なし | なし | あり | あり | あり |
AF-S連写 | 約8コマ/秒 | 約9コマ/秒 | 約12コマ/秒 | 約20コマ/秒 | 約10コマ/秒 | 約10コマ/秒 |
AF-C連写 | 約5コマ/秒 | 約5.5コマ/秒 | 約5.5コマ/秒 | 約20コマ/秒 | 約10コマ/秒 | 約10コマ/秒 |
動画 | 4K30p FHD60p |
4K30p FHD120p |
4K30p FHD120p |
4K30p FHD120p |
4K30p FHD120p |
4K30p FHD120p |
4Kクロップ | 1.7倍 | 1.5倍 | なし | なし (30p時1.2倍) | 1.5倍 | なし (30p時1.2倍) |
記録メディア | SDXCカード x1 | XQDカード x1 | XQDカード x1 | SDXCカード x2 | SDXCカード x2 | SDXCカード x2 |
液晶モニター | 3.15型 210万 | 3.2型 210万 | 3.2型 210万 | 3.0型 144万 | 3.0型 140万 | 3.0型 92万 |
バリアングル | チルト | チルト | チルト | チルト | チルト | |
ファインダー | 0.5型OLED 369万 | 0.5型OLED 369万 | 0.5型OLED 369万 | 0.5型OLED 369万 | 0.5型OLED 369万 | 0.5型OLED 369万 |
倍率 | 0.76倍 | 0.8倍 | 0.8倍 | 0.78倍 | 0.78倍 | 0.78倍 |
バッテリー | 370枚 | 400枚 | 380枚 | 650枚 | 650枚 | 710枚 |
重量 (ボディのみ重量) | 660g (580g) | 675g (585g) | 675g (585g) | 673g (588g) | 657g (572g) | 650g (565g) |
サイズ | 135.8 x 98.3 x 84.4 mm | 134 x 100.5 x 67.5 mm | 134 x 100.5 x 67.5 mm | 126.9 x 95.6 x 63 mm | 126.9 x 95.6 x 73.7 mm | 126.9 x 95.6 x 73.7 mm |
価格(本体のみ) | 24万円前後 | 42万円前後 | 27万円前後 | 43万円前後 | 34万円前後 | 23万円前後 |
発売時期 | 2018年10月下旬 | 2018年9月下旬 | 2018年11月下旬 | 2017年5月26日 | 2017年11月25日 | 2018年3月23日 |
専用レンズ | 4本 RF 24-105mm F4L IS USM RF 28-70mm F2L USM RF 35mm F1.8 Macro IS STM RF 50mm F1.2L USM |
3本 NIKKOR Z 24-70mm F4 S NIKKOR Z 35mm F1.8 S NIKKOR Z 50mm F1.8 S |
29本 | |||
マウントアダプター | マウントアダプター EF-EOS R コントロールリング マウントアダプター EF-EOS R ドロップインフィルター マウントアダプターEF-EOS Rx2 |
マウントアダプター FTZ |
CANON EOS Rは低価格なのに高画素で測距点も多いのが良さそうですね。
最初に出るレンズライナップも特徴的で面白いです。でも、本体に手ぶれ補正がないのが残念。
これだけバリアングル液晶ですね。スマホとの連携機能も良さそう。
液晶モニタはEOS R, Nikon ZともSONY αより高精細になっていますね。
Nikon Zは、スペック上はあまり特長が見えませんが、NIKKOR Z 58mm f / 0.95 S NOCTを含めたレンズリリースロードマップを公表していますね。高速連写性能もEOS Rより上になっています(SONY αの方がさらに上みたいですが)。
やはりぜひ実機体験してみたいですね。EOS R SYSTEM PREMIUM SESSIONやニコンファンミーティング2018で全国で体験会が開かれます。(残念ながら東京でのニコンファンミーティングはすでに終わってしまいましたが、行けなかった。)
EOS R SYSTEM PREMIUM SESSION
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