シチズン時計がクラウドファンディングGREEN FUNDINGで過去最高額1億円を達成したスマートウォッチEco-Drive Riiiver。
CITIZENらしくEco-Drive、つまり光発電で充電不要のスマートウォッチ。シンプルなアナログの時計に見えますが、センサーだけでなく、オープンIoTプラットフォームRiiiverに対応。自分で好きな機能を選んだり作ったりできます。
面白そうなので私も支援。先日Eco-Drive Riiiverが届きました。
箱は高級時計のようにしっかりとしていますね。Eco-Drive Riiiverの操作説明はほぼなくホームページを参照します。
クッションの上に置かれたEco-Drive Riiiver。さすがCITIZEN、スマートウォッチでもチープな手抜きがないですね。
メタル製なのでずっしりと重みを感じます。
時計面は大きめで厚みがあります。上からBボタン、りゅうず、Aボタンが付いています。
W.R.10BAR(10気圧防水)ですね。
ベルトのサイズは、留め具の位置を調整することで可能。この穴のところをドライバーなどで引き上げてスライドさせます。
2段階で止める留め具の付け方もなかなか格好良い。
そのままでも時計として使えます。
充電の必要もないので、早速スマートフォンと接続します。
CITIZEN Eco-Drive RiiiverアプリをGoogle PlayまたはApp Storeからダウンロードしてインストールします。
最初はアカウントを作成します。
PROFILEを入力します。
なんで生年月日の入力がこんなUIなのか…
サインアップが完了すると開始。
またプロファイルの入力?
目標歩数の設定
時計のAボタンとBボタンを同時に押してアクティベートします。この同時押し操作はスマホと接続するときにも使います。
時計のファームウェアアップデートがある場合は更新。
Activityメニューを選んで日付を指定すると、目標歩数に対する達成割合を表示。歩数や消費カロリーも表示できます。
Graphを押すと時間別の達成状況も表示できます。
Light Levelを押すと、目標の光量(光発電量)に対する達成割合が表示されます。
Graphを押すと時間別グラフが。
Mapを押すとマップ上で確認できます。
普段はスマホと接続していないようで、アプリで確認するときは、Aボタン、Bボタン同時押しで接続する必要があります。
次は、iiideaの使い方です。iiideaとはRiiiverで利用できるアプリ機能でStoreで選んだり、自作したりすることができ、Riiiverに3つまで載せて切り替えて使うことができます。
iiideaを増やすで、気になるアプリを選びダウンロードします。
1,2,3の3つのスロットにドラッグアンドドロップすることで、その機能が登録されます。そして、Aボタン、Bボタン同時押しで同期させて矢印が消えると利用することができます。
3つのアプリはAボタン(下)を押すことで切り替えることができます。バッテリーメーターのある盤面左下の針が動いて、上から1,2,3を指します。
その状態でBボタンを押すとiiidaアプリが動作します。
iiidaアプリはTrigger, Service, Actionで構成されます。
Sun Moonという日の出、日の入り、月の出、月の入りの時刻を確認できるアプリの場合、下記のような構成になっていました。
Trigger: ボタンを押したとき
Service: 指定した位置または現在地の日の出、日の入り、月の出、月の入りの時刻のいずれかを選択したもの
Action: 上記の時刻を表示
現在地の日の入りの時刻を設定して使ってみたら、時計が動いて17:39を指しました。
次は現在地の降水確率
10が100%の表示で20%です。
歩数計
こちらは一周6000歩に設定したので、5600歩。
確かに5630歩になっていました。
ボタンを押してから結果が返ってくるまで少し待たされますが、アナログ時計の針が動いて情報を教えてくれるのがかわいい。
時計の針なので表現は限られますが、時計のセンサー情報だけでなくインターネットの様々なサービスと組み合わせて情報取得できるので、アイデア次第でユニークな情報を時計のボタンひとつで知ることができるのがとても面白いですね。
自作アプリでも動作のために審査が必要で簡単に動作テストできないようなのが難点ですが、何か作ってみようかな。
CITIZEN Eco-Drive Riiiverのクラウドファンディングは終了していますが、2019年秋に発売予定だそうです。