ブラタモリ白金編で知った「東京都庭園美術館」。1933年に朝香宮邸として建てられた建物ですが、アール・デコ様式の見事な内装で一度観たいと思っていました。7/20-9/23までの展覧会「1933年の室内装飾 朝香宮邸をめぐる建築素材と人びと」開催中は写真撮影が可能ということで撮影しつつ、その特色のあるデザインを堪能してきました。
写真はすべてFUJIFILM X-T30+XF18-55mmF2.8-4 R LM OISで撮影。撮って出しです。
正面玄関
ラリックのガラスレリーフ
型押ガラス製法で立体的に作られています
裏側から
次室(つぎのま)
アンリ・ラパンの白磁の「香水塔」や半円球のドームになっている白漆喰の天井など
大広間
大客室
大食堂
ルネ・ラリックの照明器具「パイナップルとザクロ」
第一階段
合の間
若宮居間
書斎
殿下居間
妃殿下寝室
第一浴室
床は山茶窯(つばきがま)製陶所製のモザイクタイル、壁はフランス産の大理石「ヴェール・デ・ストゥール」
ベランダ
妃殿下居間
北側ベランダ(北の間)
ウインターガーデン
通常非公開の本館3階のウインターガーデンも特別公開されていました
小食堂
なかなか見ごたえのある建物と室内装飾でした。アール・デコ様式の幾何学模様のデザインなど面白いですね。照明の形一つとってもも部屋毎に違って多彩で面白い。撮影不可ですが当時の匠の技術を示す資料なども展示されています。
新館のギャラリーへ
様々なデザイナーの作品が展示されています。
芝庭
日本庭園の方も散策しました。
緑豊かで美しいですね。
茶室
西洋庭園
昔通りかかったときは東京都庭園美術館という名前なので庭園がメインの美術館かと思ってましたが(^^;)、建物自体・内部装飾・家具が芸術品。ぜひ建物公開の企画展期間中に訪問してみて下さい。
展覧会名:1933年の室内装飾 朝香宮邸をめぐる建築素材と人びと
会期:2019年7月20日(土)– 9月23日(月・祝)
会場:東京都庭園美術館(本館+新館ギャラリー1) 東京都港区白金台5-21-9
休館日:第2・第4水曜日(7/24、8/14、8/28、9/11)
開館時間:10:00–18:00 *入館は閉館の30分前まで
観覧料:一般 900円、大学生 720円、中学生・高校生・65歳以上 450円