今年から小学校でプログラミング教育が必修化されますね。中でも注目されているのがSTEM教育。STEM教育は”Science Technoloogy Engineerring Mathematics”の4分野を重視し、IT社会とグローバル社会に適応した国際競争力を持った人材を多く生み出すための21世紀型教育システム。技術を身につけるだけでなく、その根底は「自分で学び、自分で理解していくこと」。自発性、創造性、判断力、問題解決力といった能力を高めていくことこそがSTEM教育の狙いです。 そんなSTEM教育としてロボットを使ったプログラミング学習コースなどが良く開催されるようになっています 。
そんなSTEM学習を家庭で楽しみながらできるキット、組み立ててロボットを作り、スマホで遠隔操作したり、プログラミングして意図通り動かすことができるブロック「Apitor」を紹介します。(対象年齢は8歳以上)
日本ポステックよりサンプルを頂いていたのですがうっかりしていて、昨年末にクラウドファンディングプロジェクトが終了してしまいました…。このリターン品配送終了後にAmazonやポステック直販のECなどで販売されるらしいです。
400以上のレゴ互換ブロックと立体的に組み立てができるブロック、ギアや軸やタイヤ、そしてメインコントロールユニットと2つの赤外線センサー&LEDが付属しています。説明書は英語でしたが、iOS/Androidアプリは日本語対応しています。
こちらがメインコントロールユニット。中には2つのモーターが組み込まれています。
メインコントロールユニットに単3電池3つを入れます。
最初にメインコントロールユニットのを電源ボタンを長押しして、Bluetooth接続のペアリングを行います。操作時以外はメインコントロールユニットの電源を切っておいて大丈夫です。
iPhoneまたはAndroidスマホに「Apitor」アプリをインストールします。
18種類のロボットが並んでいますので、組み立てたいものを選びます。
組み立て方法は1ステップずつアプリで表示されますので、比較的簡単に作成することが可能です。
レゴブロックと違って、穴と接続軸を使って作るところが多いですが、これはタイヤなどの可動部を作るのに良いですね。
ジープができました。なかなか格好良い。
アプリの「操作」を選んで遠隔操作できます。スピードはそれほどでないですが、左右を動かすとその場で回転したり面白いです。
最後に動画をのせておきます。
こちらのロボットも組み立ててみました。
下の前にセンサーが2つ付いています。
サンプルコードもついています。道に従って動かすコードのようです。
ビジュアルでプログラミングできるScratch言語風ですね。
簡単なプログラムも行ってみました。思った通り動くと楽しいですよ。
動画は前半がスマホでの遠隔動作の様子です。後半がプログラミング動作。
もう少し複雑なプログラミングの例は別の記事で。
ロボットの作成もプログラミングもブロックの組み立てで簡単にできる、とても面白いSTEM学習キットだと思いました。
他にもSTEM学習用のプログラミングロボットって、様々なものが出てきていますね。
Makuake: プログラミング学習入門に! 18種のロボットを作って動かすブロックApitor (終了)