板前さんの技を見ながら繊細で旨味溢れる握りと希少な日本酒を堪能 田町 鮨 栞庵 やましろ

緊急事態宣言も解除されたということで、夫婦でお寿司へ。田町にある「鮨 栞庵 やましろ」さんで、おまかせ握り(上)コース(12,000円)を頂きました。

「鮨 栞庵 やましろ」は、2018・2019年ミシュラン一つ星を獲得した銀座「栞庵やましろ」が田町に出店した江戸前鮨屋さん。今年の4月10日オープンしたばかりのとてもきれいなお店です。板場を囲むL字型のカウンターと個室があります。

まずはスパークリングワインで乾杯。

しじみ一番出汁
しじみの旨味が凝縮されており、食欲をそそるとともに二日酔い防止効果がありそうです。

カウンター席では板前さんの繊細で丁寧な技を見ながら、お寿司を楽しめます。

本鮪中トロ
お寿司は中トロの握りからスタート。隠し包丁の入った美しい肉厚の中トロで、口の中でとろけます。
シャリは江戸前伝統の赤酢の赤シャリでちょうどよい大きさ。

新政 No.6 X-type
やっぱり日本酒だよねと新政 No.6 X-typeを。やはり洗練された旨味と香りで飲みやすいすっきりとした味が良いですね。


新鮮で甘みを感じる鯵の握り。

アオリ烏賊
透明感がありねっとりとしたアオリ烏賊に昆布塩と酢橘で味付け。

前菜盛り合わせ
そら豆の含め煮、ナスの揚げ浸し、炙り明太、胡麻豆腐の4品です。
これはお酒が進みますね。

作 凝縮 concentration H
板前さんがメニューにない日本酒としておすすめしてくださったのが「作 凝縮 concentration H」。作はたまに飲みますが、こちらは水分子だけを取り除いて、アルコール成分はもちろん作の持つ旨味・香りも2倍に濃縮したもの。30度ほどありショットで楽しみます。とても美味しくさらに食欲も湧きます。

コハダ
しっとりと旨味が凝縮されてます。

マスと鱧のお刺身
マスは煎り酒と山葵で、鱧は梅肉でいただきます。マスのまろやかな甘みと鱧のふわっとした食感が印象的です。

マゴチ
歯ごたえがあり、淡白で上品な味。

赤身漬け
赤身も良いですね。

而今 純米吟醸 山田錦火入 2019BY
こちらもフルーティで飲みやすい日本酒です。

筍と蟹の茶碗蒸し
出汁の餡掛けで見た目も美しく、中には蟹の身がたっぷり。

いくら小丼
いくらは軍艦巻ではなく、小丼としてスプーンでいただきます。
いくらの旨味がダイレクトに感じられます。

たっぷりのウニを軍艦ではなく握りで。

バフンウニ
甘く新鮮で濃厚なうにが口の中でとろけます。

トロたく巻き
ネギトロのマッタリ感とたくわんの食感が良い。

のどぐろ
のどぐろの握りも出てきました。旨味が最高なのどぐろ、美味しいですね。

穴子
ふわふわの食感で上品な甘み。

本鮪大トロ
甘くとろける大トロ。

干瓢巻
良い味付けの干瓢巻。

玉子
蒸した玉子で甘くなめらかな食感。

お椀
青のりの赤出汁

デザート
バニラアイスで締め。

繊細で旨味たっぷりの握りの数々と希少な日本酒とでとても楽しめました。
カウンター席で板前さんの技術を見ていると、より美味しく感じられますね。
接待やデートなどにも良いと思います。職場にも近いのでまた利用したいなと思いました。

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鮨 栞庵 やましろ寿司 / 三田駅田町駅芝公園駅
夜総合点★★★★ 4.2

saya: