大阪・関西万博2025 いのちの未来 イタリアパビリオン 大阪ヘルスケアパビリオン カタールパビリオン

大阪・関西万博も残り２ヶ月ですね。1年以上前に会社で半額で買っていた家族全員の大阪・関西万博のチケットを京都に帰省した際に使おうと8/11（祝）に予約していました。2ヶ月前抽選で全員「大阪ヘルスケアパビリオン（リボーン体験＋人生ゲームREBORN）」が当選していたものの、7日前抽選は全部ハズレ、3日前先着予約は飲み会後で忘れていました ^ ^;)。

東ゲートから9時入場予約で、現地到着が8時45分くらい。入場できたのが9時30分頃でした。
まずは子どもたちが観たいと言っていたイタリアパビリオンへ。西ゲート近くなのでかなり歩きます。

すでに大屋根リングの下にとても長い行列ができていて、最後尾を探しとりあえず並ぶことに。2時間以上というプラカードを持っていましたが、どれだけ待つのかは想像つかない感じでした。（5/1に行ったときは西ゲート9時15分入場でほぼ並ばなかったのに…）

すぐ横では、よしもと waraii myraii館のステージで何かイベントをしていました。

ベルギーパビリオン（フード）

なかなか行列が進まないので、イタリアパビリオンの隣のベルギーパビリオンの売店に並び（こちらも20分くらい）、リエージュワッフル（プレーンx2、チョコチップx2）を購入。

ベルギービールも売っていたので、ステラ・アルトワとヒューガルデン・ロゼも購入。

並んでいる間に昼になったので軽いランチ代わりです。

子どもたちは途中で列を離れ、オフィシャルストアに行って、ミャクミャクのぬいぐるみやさきいかをお土産に買ってきました。狙っていたむっちり太ったミャクミャクのぬいぐるみも買えたそう。
一周回ってきたそうですが、どのパビリオンも（コモンズまでも）長い行列ができていたそうです。

石黒浩・シグネチャーパビリオン「いのちの未来」

イタリアパビリオンの列に並んでいる間に私は当日予約にチャレンジし続けていたのですが、唯一ゲットできた予約（ただし一人だけ…）が、シグネチャーパビリオン「いのちの未来」でした。これは見たかったので、列を抜けて見てきました。

外壁はメッシュ状になっていて、たまにミストが出たり、水が流れたりして、涼しく感じます。

一人ひとりにスマホと骨伝導イヤホンが配られます。

特に操作するというわけではなく、設定した言語で説明やセリフを再生するためのものでした。

いのちの歩み

土偶からアンドロイドまで、日本人がモノにいのちを宿してきた歴史を展示。

50年後の未来

次は50年後の未来、アンドロイドが人々の生活に溶け込んだ頃の生活を物語の中に入り込んで体験。

断片的な体験が最後に映像でストーリーとして繋がります。

1000年後のいのち「まほろば」

最後は1000年後の世界をイメージした音と光に包まれた人が体の制約から解き放たれた姿を表現している幻想的な空間。

動画も載せておきます。セリフはデバイスから流れていたので、動画には入っていないのでわかりにくいですが、見ごたえのある1000年後のいのち「まほろば」やマツコロイドの動く姿などご覧ください。

落合陽一・シグネチャーパビリオン「null²」も観たかったですが、当日予約は取れず、ウォークスルーモードも悪天候のため中止となっていました。残念。

イタリアパビリオン

14時40分頃ようやくイタリアパビリオンに入ることができました。なんと5時間待ちでした。

一人ひとりにミネラルウォーターが配られていました。

隈 研吾 dieXe

ティントレット 「伊東 祐益 マンショ」

イタリアパビリオンは何と言っても本物の美術品・アート作品が多数展示されているのが良いですよね。

年号など書かれた背面も見ることができます。

ヤゴ 「循環器系」

アルトゥーロ・フェラリンの飛行機

ボッチョーニ「空間における連続性の唯一の形態」

ファルネーゼのアトラス

ミラノ・コルチナ2026 オリンピック・パラリンピック聖火

ミケランジェロ 「キリストの復活」

カラヴァッジョ 「キリストの埋葬」

レオナルド・ダ・ヴィンチ 「アトランティックコード」

MoleskineとMoleskine Foundationによる世界巡回展「Detour Osaka」

期間で展示の一部が変わるというのも魅力。今回はモレスキンの作品展が開催されていました。

イタリアパビリオンのマスコットキャラクター「イタリアちゃん」

バチカンパビリオンのマスコットキャラクター「ルーチェ」

アゼルバイジャンパビリオン（フード）

イタリアパビリオンを出たときにはすでに15時半。人気パビリオンは入場制限か数時間待ち（上の子が行きたがっていたトルクメニスタンパビリオンは1時間半待ち）、コモンズにも長い行列ができていたので、どうしよう？とか彷徨っていたら、上の子がアゼルバイジャンのカフェなら並ばず入れるよと。入口がわかりにくかったですが、確かに並ばずに入ることができ、席も確保できました。

アゼルバイジャンの郷土料理「プロフ」を全員ランチ代わりに。
お肉とサフランの炊き込みご飯をおにぎり風にしてあります。

さらにアゼルバイジャンアイスティーとアールグレイブラウニーもいただきました。

ドイツパビリオン（フード）

さらに歩いているとドイツのビールの立て看板に惹かれてふらっとパビリオンのステージへ。

そこでは、ビールとソーセージを販売していたのでこちらもいただきました。

食べているとステージでクイズ大会が始まりましたが、大阪ヘルスケアパビリオンの予約時間が迫ってきたので、そちらへ移動。

大阪ヘルスケアパビリオン（リボーン体験＋人生ゲームREBORN）

少し時間前に行ったのですが、かなり並んでいて順番が来るまでここでも待ちました。

リボーン体験ルート

大阪ヘルスケアパビリオンでは、リボーン体験に専用のアプリを使うのですが、まずそのアプリをインストール・登録するように言われます。家族は全員事前に登録していました。

アプリのQRコードをかざすとチップ入りのリストバンドが出てきて、それを手につけます。子どもたちはニックネームで遊んでいました。

まずは一人ずつカラダ測定ポッドに入って、画面の指示に従って、髪、肌、視覚、脳、歯、筋骨格、心血管などを測定します。カメラと両手の電極、指の静脈、体重の測定だけ（おそらく）で、そんなにいろいろな項目が測定できるのか不思議でしたが、それぞれのランクやカラダ測定年齢が出てきます。

次に大きなディスプレイの前に移動してリストバンドをかざすと、カラダ測定の結果から2050年のミライの姿が表示されます。

パーソナルフードスタンド

ここから先とても多くのブースがあるのですが、カラダをテーマにしたヘルスケア技術などの展示で、それぞれ体験していくことでミライの自分のランクが上がります。

こちらではヘルスケアランクや質問回答から、ヘルスケアに必要なものが出てきます。

私はアミノ酸ゼリーでした。もちろん持ち帰ることができます。

カラダ拡張スーツ

ここではVRを使ったカラダの拡張（飛行）体験を行うことができます。
ここも人気で60分待ちでした。

スーツとVR機器を装着し、飛行したりものを投げたりすることでピッタリの拡張スーツを選ぶというゲームです。ちょっとVR酔いしてしまいましたが、なかなか良くできていました。

体験後は透明のキューブがもらえて、そこにプリントされているQRコードを読めば、結果が表示されます。

宇宙シャワー

ミライ人間洗濯機でも使われている石鹸いらずのファインバブル技術を体験できます。

家庭で作る霜降り肉

肉の細胞から培養して肉を作る「ミートメーカー」

とても多くの企業のミライのヘルスケア・都市に関する技術のブースがあり、じっくり回るとかなり時間がかかります。

各ブースの体験はリストバンドをタッチするので、それらの体験でどのようにランクや2050年のジブンが変化するかが最後に表示されます。

人生ゲームREBORN2050

人生ゲームREBORN2050付きの予約だったので、こちらも体験。
まずは配られたスマホで初期設定。

人生ゲームの説明を聞きます。

こちらはブースのデザインで、

実際はグループで前、左右、下がディスプレイの没入型の空間で人生ゲームを行います。

ルーレットを回し止まったマスで、選択肢を選ぶことで人生が変化します。ヘルスケアに関する選択も多く、コインだけでなくハートも変化します。途中コインやハートが少ない人を助けるイベントも。

最後はハート、コインそれぞれランキングが表示されます。

こちらも表示されるQRコードを読み取ることで、結果を自分のスマホで表示することができます。
少し目まぐるしいですが、いろいろなミライを想像するのに良いゲームだと思いました。

iPS Cells for the Future

ここから先は予約なしでも体験できます。
iPS細胞による心筋シートを展示。

心筋シート、宇宙シャワー、人生ゲームのチュートリアルなどは動画でも載せておきます。

ミライ人間洗濯機

この他にも、スタートアップが週替りで技術展示しているリボーンチャレンジエリアやミライと食と文化エリアなどもありました。

大阪ヘルスケアパビリオンを出たのは20時40分頃。すでに外は真っ暗に。ほぼパビリオンも受付終了しています。

カタールパビリオン

カタールパビリオンがまだ呼び込みしていたので、入ることに。

実際の砂で描いたアート。

ムービーは見る時間がなくスキップ

大きな幕に描かれています。

カタールの様々なスポットを地図、写真、パノラマ写真で立体的に展示。

もちろん行ったことはないですが、なかなか面白そうな景色がたくさんありました。

衣装の展示なども。

この日は悪天候のため、夜の虹のパレードやドローンショーは中止でした。

8/11は一日雨予報でしたが、結果的には外を歩いているときはほとんど雨に振られず、気温も比較的低め（蒸し暑かったけど）でラッキーでした。ただ、一般入場者数は14.1万人だったそうで、以前GWに行ったときの8.8万人の1.6倍。ものすごい人でした。（なぜ祝日に？とか言われましたが、翌日の平日の12日は16.5万人、13日は16.8万人だったみたいなので、さらに増えている模様）

人が多すぎて全然パビリオンなどが体験できず、上の子は不満げでした。日本の企業パビリオンよりも海外パビリオンの方が面白かったそうです。
帰りはまた夢洲駅まで大回りの大行列で、かなり疲れました。（8/13には大阪メトロ中央線が21時半ごろに送電線の不具合により一時全線で運転見合わせ。多くの帰宅困難者が出たが、無事会場内で過ごしたそう。こんなこともあるのですね）