#中欧旅 #チェコ #ズノイモ 赤ちゃんワイン「ブルチャーク」やズノイモワイン・ビールを満喫 #チェコへ行こう

今回の旅では、チェコのプラハやチェスキークルムロフに行けなかったので、チェコ親善アンバサダーとしては少しでもチェコを味わいたいなと、ウィーンから国境付近のチェコの街「ズノイモ」へ日帰りで行ってきました。ズノイモはチェコを代表するワインの産地であり、ちょうど9月は発酵途中の赤ちゃんワインとも呼ばれる「ブルチャーク」が飲める季節。ブルチャークやチェコの可愛い街を目当てに出発です。

ウィーンからズノイモへ

朝晩はバスが出ているようですが、昼からの移動だったので列車で向かいます。
Karlsplatzからオーストリア国鉄のPratersternまで地下鉄で移動。1回券か24時間券を購入して刻印して乗車します。

PratersternからZnojmoまでは直通の快速列車REX3で約1時間半。
オーストリア国鉄(ÖBB)のアプリでチケット購入でき、アプリのQRコード表示で検札にも対応していました。

駅には回転寿司店などもありました。

ウィーンでよく見かけるソーセージスタンドでホットドッグを購入。ウィーン名物のチーズ入りソーセージ「ケーゼクライナー」を注文しました。

パンにソーセージを挟むのではなく、パンに開けた穴にソーセージを差し込むスタイル。

駅前の木陰のベンチで、噴水が作る虹を見ながらいただきます。なかなかボリュームがありました。

ズノイモ行きの列車は2階建て。

ウィーン近くでは満席でしたが、離れるにつれ乗客は少なくなっていきます。

車窓からは牧草地や麦畑が広がり、ときどき小さな街が見えます。

黄色い大きなかぼちゃ畑もありました。。もうすぐハロウィンですね。

オーストリア−チェコ国境付近は樹木に囲まれている感じ。

ズノイモ駅に到着。

ズノイモ街歩き

ズノイモ駅から坂道を登り中心部へ。道の両側にはアパートのような建物が並んでいます。

戦勝記念塔のある環状交差点

ドミニコ会聖十字架発見教会

街には防衛目的で造られた広大な地下迷宮があり、現在はワインの貯蔵庫としても利用されているそうです。
地下を巡るズノイモ・アンダーグラウンド（Znojemské podzemí）というツアーもありますが、今回は時間が合わず残念。

少し歩くと眺望の良い場所に出ました。街のすぐ近くまで森が広がり、自然豊かな景観。

リスも駆け回っていました。

聖ヴァーツラフ礼拝堂

聖ニコラス教会

ここからの眺めも絶景です。

壮大なゴシック様式の教会

聖ボニファティウスの遺骨

ズノイモ城

ズノイモ ロタンダ

眺望がすばらしいですね。

ターヤ川と街並みが織りなす美しい景色を堪能しました。

ズノイモは本当に可愛らしい街です。

Enotéka znojemských vín

ズノイモ城の入口にあるワインバー「Enotéka」では、ズノイモワインを気軽にテイスティング可能。
ブルチャーク（Burčák）の看板も出ていました。

早速、ブルチャークを頂きました。1杯20CZK（約150円）。クレジットカード払いもできますが、ワイングラスは現金デポジット制。ユーロでも対応してもらえました。
ブルチャークはぶどうの甘みと微炭酸が心地よく、とても飲みやすいですが、アルコール度数はしっかりあるので飲みすぎ注意ですね。

…とは言いつつ、おかわりしました。

訪れた１週間前の9/12-14には、ズノイモぶどう収穫祭が開催されていたようですね。この時期はチェコ各地でぶどう収穫祭（ブルチャーク祭り）が行われます。

もちろんズノイモワインのテイスティングも外せません。
プリペイドカードに好きな金額をチャージして、テイスティングマシーンで好きなワインを好きな量楽しむことができます。
400CZK（約3,000円）分チャージしました。

テイスティングマシーンには、ズラッとワインが並んでいます。全部で約120種類くらいあるようです。

カードを差し込んで、20ml, 50ml, 100mlのどれかのボタンを押せばワインが注がれます（ワインによって価格は変わります）。

もちろん気に入ったワインは購入することも可能。

様々なズノイモワインを10種類以上楽しみました。

室内にはスタイリッシュなテーブルも沢山。

屋外でズノイモの景色を楽しみながら飲むことも可能です。

reZtaurace

Enotékaの向かいには、ズノイモの地ビールを楽しめるreZtauraceがあります。

ズノイモビールを注文 54CZK（約400円）でした。

ワインも良いですが、ビールも美味しいですね。
話しかけてくれた人たちと飲みたい気持ちもありましたが、帰りの列車まで時間がなくウィーンへ戻ることに。

ズノイモは小さくて可愛い建物が並ぶ素敵な街でした。次は近くのミクロフやブルノと組み合わせてゆっくり訪れたいです。そして今回行けなかったチェスキークルムロフにもリベンジしたいですね。

今週末10/11-12は二子玉川ライズ スタジオ＆ホールで、チェコフェスティバル2025 in 東京が開催されるので、チェコに興味がある方はぜひ行ってみてくださいね。