果てしなきスカーレット 観てきました

遅ればせながら、細田守監督作品『果てしなきスカーレット』を観てきました。あまり評判は良くないようですが、先入観を持たずに、自分の目で確かめてみようと思い、事前に感想などはあえて読まずに鑑賞しました。

不評の影響もあってか、上映は朝8時15分からの1スクリーンのみ。少し早起きしての鑑賞となりました。

朝はまだ昨夜降った雪が芝生の上などに残っていましたね。

『果てしなきスカーレット』は、シェイクスピアの復讐悲劇『ハムレット』をモチーフにしつつ、「自分自身を見つめ直し、本当の自分とは何か、そして生きる意味とは何か」を問いかける物語です。映像表現や声優陣の演技には見るべきものがあり、全体として完成度は高い作品だと感じました。

一方で、不評とされる理由も理解できます。唐突に挿入されるミュージカル風の演出や、平和主義的な現代日本人である聖の言動は、物語の流れから浮いて見える場面があり、好みが分かれるところでしょう。キャラクターの内面や関係性、とくに「愛」についてもう一歩踏み込んだ描写があれば、違和感はより抑えられたのではないかと思います。

復讐そのものに囚われている人は多くないにせよ、不遇な環境に置かれたり、周囲に振り回される中で生きる意義を見失いかけている人にとっては、心に響くメッセージを持った作品です。そうした方にこそ、観てほしい作品だと感じました。

入場者プレゼントで細田守描き下ろしミニ色紙(SUMMER WARS 篠原夏希)をいただきました。
奥はそのあと買い物で立ち寄ったユニクロで頂いた波佐見焼湯呑み。

saya: