Dellより新発売された、13インチ・約1kgの軽量コンパクトなノートPC「XPS 13 ノートパソコン(DX13260)
お借りしたXPS 13の主な仕様は以下のとおりです。メモリーが8GBなのは少し心許ないところですが、現在、定価の約10%引となる139,306円で販売されている(8月24日まで)、価格を考えると魅力的なモデルです。
カラーは「スカイ」。少し水色がかったシルバーで、落ち着いた印象です。
シンプルなアルミニウムボディで、何より魅力的なのが約1kgという軽さ。持ち運んで使うノートPCとして、この軽さはかなり魅力的ですね。
付属の65WのACアダプターも比較的コンパクト。PC本体だけでなく、充電器まで含めて持ち運びやすくまとめられているのは嬉しいところです。
厚さもわずか12.7mm。バッグに入れてもかさばらず、ちょっとした隙間にもスッと収まります。
背面も非常にシンプル。余計な装飾のないデザインで、XPSらしいすっきりとした印象です。
搭載されているポートは、USB 3.2 Gen 2(10Gbps)Type-Cが左右に1つずつ。どちらもDisplayPortおよびPower Deliveryに対応しています。
一方で、USB Type-Aなどの端子は搭載されていません。そのため、USB-C以外のデバイスを接続する場合は、別途変換アダプターやUSB-Cハブなどを用意する必要があります。
ディスプレイは13.4インチで、解像度は2560×1400。13インチクラスのコンパクトなノートPCですが、2.5Kの高解像度によって作業領域を広く使うことができます。
発色も綺麗で、明るさも十分。写真を見たり、Webサイトを閲覧したりする用途でも快適です。
さらにタッチ操作にも対応しています。
一方、今回お借りしたモデルで気になったのがメモリー容量です。
搭載メモリーは8GB。Windows 11を起動して、特に何もしていない状態でも、メモリーは5GB前後を使用していました。
さらにYouTubeで4K動画を再生してみると、使用量は7GB程度まで増加。
Core 5 プロセッサー 320は内蔵GPUを搭載しており、GPUもメインメモリーを共有して使用します。そのため、8GBではメモリー容量にあまり余裕がありません。
プロセッサー自体はシングルスレッド性能が比較的高く、WebブラウジングやOfficeなどの一般的な作業では十分な性能があります。
実際にMaxon Cinebench 2026で測定したところ、Single Threadは214pts、Multiple Threadsは1,355ptsという結果でした。6コア/6スレッドという構成ということもあり、マルチスレッド性能は上位CPUほど高くありません。
一方、内蔵GPUの性能も気になるところです。FINAL FANTASY XIV: 黄金のレガシー ベンチマークでは、1920×1080・標準画質(ノートPC)の設定で4,721というスコアになりました。FFXIV公式の評価では4,000~5,999は「標準」で、「標準設定でプレイ可能」とされています。
実際に、内蔵GPUとしてはそれなりの3D性能があり、軽めのゲームなら楽しめそうです。ただし、最新の3Dゲームを高画質でプレイするような用途では、より高性能なGPUを搭載したPCを選んだほうが良いと思います。
PCで比較的負荷の高い作業の一つが動画編集。ただ、最近は動画編集も必ずしも高性能なPCが必要というわけではありません。例えばMicrosoftのClipchampでは、クラウド側の処理を活用しながら4K動画を扱うこともできます。
実際に今回、Webブラウジングや動画視聴、文章作成など、一般的なPC作業を中心に使ってみましたが、特にストレスを感じることはありませんでした。
一方で、複数のアプリを同時に起動して作業していると、8GBというメモリー容量が少しずつ効いてきます。ブラウザで大量のタブを開きながら、複数のソフトなどを同時に使うと、動作が重くなる場面もありました。
そのため、このXPS 13を購入するのであれば、持ち運びながらWebブラウジングなどを中心に使うなら8GBでも十分。ただし、複数のアプリを同時に使ったり、長く快適に使いたいのであれば16GBモデルがおすすめ。
さらに、DisplayPortに対応したUSB-Cケーブルを使って4Kディスプレイに接続してみたところ、問題なく画面を拡張することができました。なお、付属のUSB-CケーブルはDisplayPortに対応していないため、外部ディスプレイに接続する場合は別途対応ケーブルを用意する必要があります。
本体は約1kgと軽量なので、外出先ではコンパクトに持ち運び、デスクでは4Kディスプレイに接続して大画面で作業する、といった使い分けも可能。
持ち運びやすさと大画面での作業環境を両立できるのは、XPS 13のような薄型・軽量ノートPCならではのメリットですね。
YouTubeを長時間再生したり、Web会議を長時間続けたりしてみましたが、想像していたほどバッテリーが減らず、まだまだ使えそうな状態でした。
約1kgという軽さに加えて、外出先でもバッテリー残量をそれほど気にせず使えるのは嬉しいところ。ACアダプターを持ち歩かずに済む場面が増えるのも、モバイルノートとしては大きなメリットです。
約1kgという軽さ、アルミニウムボディによる質感の高さ、そして高解像度のディスプレイに加えて、バッテリーの持ちも良好。
XPS 13は、「できるだけ軽く、コンパクトで、デザインにもこだわったWindowsモバイルノートPCが欲しい」という人には、かなり魅力的な1台だと感じました。
一方で、今回お借りした8GBモデルはメモリー容量に余裕が少ないため、複数のアプリを同時に使うことが多い人は16GBモデルを選んだほうが安心。
「外出先では軽快に持ち運び、家や職場では外部ディスプレイにつないで大画面で使う」。
そんな使い方をしたい人にとって、XPS 13は非常にバランスの良いモバイルノートPCだと思います。