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美術展「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ −線の魔術」のスペシャル内覧会にチェコ政府観光局さんの招待で参加させていただきました。この内覧会では特別に許可を得て撮影が可能でしたので、どのような展示会か紹介したいと思います。

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「みんなのミュシャ」は渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで7/13〜9/29の会期で開催中です。

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アルフォンス・ミュシャ(ムハ)は、アール・ヌーヴォーを代表するチェコのグラフィックデザイナー、イラストレーター、画家で、その名前は知らなくてもその絵はどこかで観たことがあるとても曲線が美しくマンガ的な絵を描く方です。スラヴ叙事詩のような大作も描かれていますが、本展ではそのアール・ヌーヴォー作品を中心に日本のマンガ・ゲームとの関係を知ることができます。

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内覧会では残念ながら聴けませんでしたが音声ガイドもあります。

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最初は日本の工芸品など意外な品々が並んでいますが、これはミュシャのコレクションの一部で、ミュシャ様式は日本の美術の影響も受けていることが分かります。

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ミュシャはデッサン力に裏打ちされた美術作品的な挿絵を提供し有名になっていった。

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観察に基づいた習作も

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表紙なども迫力のあるデザインです。

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そしてミュシャを一躍有名にしたのがポスター。

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こちらの部屋の作品は撮影可になっています。(他の部屋は撮影不可)

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さらに意外と知らないミュシャの曲線表現に触発されたアメリカンカルチャー。ポスターやレコードジャケットなども展示されています。

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ミュシャの作品はパリの美術学校に留学していた学生によって日本にも紹介。一條成実の明星の表紙や藤島武二による乱れ髪の表紙にミュシャ風の女性画が描かれ、その流線美が受け継がれた。

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そして水野英子さんなどの少女マンガ家がその美を受け継ぐ。

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山岸英子さん、松苗あけみさん、波津彬子さんの作品も展示されています。

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その影響はコンピューターゲームやファンタジー小説などにも。ファイナルファンタジーの天野喜孝氏の作品や

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ロードス島戦記の出渕裕氏も。

ミュシャと日本のマンガ、ファンタジー文化との関係性がよく分かる美術展でとても興味深いものでした。

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売店ではミュシャのオリジナル版画や複製画だけでなく、

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日本のグラフィック・アーティストの作品の複製原画も売っていたりしますよ。

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みんなのミュシャ限定のお土産もたくさんありますね。

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様々な飲食店でみんなのミュシャとのタイアップメニューなんかも提供されています。

ミュシャとマンガの関係性など興味がある人はぜひ「みんなのミュシャ」へ足を運んで、じっくりその曲線の力を堪能してください。

[開催期間] 2019/7/13(土)~9/29(日) *7/16(火)、7/30(火)、9/10(火)のみ休館

[開催時間] 10:00-18:00(入館は17:30まで) 毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)

入館料(消費税込)当日前売・団体
一 般1,600円1,400円
大学・高校生1,000円800円
中学・小学生700円500円

[会場] Bunkamura ザ・ミュージアム

[主催] Bunkamura、ミュシャ財団、日本テレビ放送網、BS日テレ、読売新聞社
[後援] チェコ共和国大使館、チェコセンター、チェコ政府観光局
[協賛] 大成建設、光村印刷、損保ジャパン日本興亜
[協力] 日本航空、日本通運、CS日テレ、ラジオ日本、TOKYO FM、文化放送、テレビ神奈川
[企画協力] NTVヨーロッパ

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