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ブロガーセレクション&リンクシェア経由で、NEC Directさんからレビュー用にVALUESTAR GタイプNをお借りしました。NEC Directでは好みと予算に合わせて様々なカスタマイズが可能ですが、お借りしたものは最高スペックに近い下記のような構成でした。
CPU: Intel Core i7-4700MQ 2.7GHz
Memory: 16GB
HDD： 4TB
ワイヤレス: 11ac/a/b/g/n + Bluetooth4.0
光学ドライブ: ブルーレイディスクドライブ
ディスプレイ: 23型ワイド フルフラットスーパーシャインビューLED IPS液晶(高色純度・タッチパネル)(Full HD)
TV: ぱっと観テレビ(地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル放送対応(視聴専用シングルチューナ搭載))、地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル放送対応(4チューナ搭載)
私の場合、パソコンって最近ノートパソコンしかあまりチェックしていなかったのですが、この大画面一体型デスクトップパソコン兼テレビ＆レコーダーを使ってみて、その進化に驚きました。
やぱりなんといっても一番の魅力は23インチ大画面のフルHD高精細で色がきれいな液晶ディスプレイ。光沢（グレア）液晶なので映り込みが少し気になるものの、発色の良さはさすがで斜めから見ても色が変化したりせずとてもきれいに見えます（視野角が広いです）。
テレビを見るときは、普通のテレビのようにダイナミック、シネマなど色調設定することができるのも良いですね。
横から見ると最近の薄型テレビほど薄くはないですが、これだけの厚みの中に高性能パソコンとテレビ機能が埋め込まれています。
本体は15.5kgと見た目以上に重いのですが、机に設置しているところは台座の一部で可動するようになっており、ディスプレイの傾きや左右の角度調整は意外と簡単にできます。
写真のように少し上に向けることも可能ですので、タッチメインで使いたい場合も使いやすいです。ただタッチすると指紋が付くのが少し気になりますが。
背面はすっきりしており、最低限ACアダプタを接続するだけで利用可能（無線LAN接続時）。テレビ機能を使う場合はアンテナ線を繋ぎます。
HDMI端子も付いていますので、ゲーム機やレコーダーなどのディスプレイとして使うこともできるのも良いですね。
ブルーレイディスクドライブ付属で、ブルーレイやDVDなども楽しめます。プレーヤーとしてはCyberLink PowerDVD BDというソフトが入っていました。
ドライブはもちろん書き込みにも使えます。
左側面にはTVの入力切替、チャンネル、ボリューム、明るさなどのコントロールがついていますし、SDカードのスロットも付いてます。
USBは背面と側面で6つもありますね。背面はUSB3.0x4、側面はUSB2.0x2（うち1つはパワーオフ充電機能付き）。
そして、ディスプレイの下にあるスピーカはYAMAHA製。YAMAHAの新低音再生技術FR- Portやウーファ部を搭載したYAMAHA 2wayスピーカで、薄型テレビやパソコンの弱点である低音を補強し、低音から高音までしっかりきれいに出すことができます。テレビや映像を見るとき、そしてもちろん音楽を聴くときに音は結構重要だったりしますので、これは良いです。
実際、クラシックの音楽を大音量で聴いてみたりしましたが、なかなかの迫力で良かったです。
ワイヤレスキーボードとワイヤレスマウス、テレビリモコン（裏はタッチパッド）が付属しています。
ワイヤレスなので配線も必要ありません。キーボードの打ち心地は結構良いですね。いつもノートパソコンを使っているからなおさらかもしれませんが、なかなか打ちやすく感じました。
マウスのホイールの横についているマークは何かと思えば、左右に倒すことで、Windows8のチャームやタスク切り替えが出てくるのですね。マウスを画面の右上（右下）や左上（左下）の隅にもっていったりするのはちょっと面倒だったり、そもそもそんな操作知らない人が多いので、これは便利ですね。また、ホイールを押し込むとWindowsキーを押したのと同じになります。
パソコンのテレビ機能ってパソコン立ち上げないとテレビ見れないので、すぐに見れなかったり、操作が面倒だったりして、テレビの代わりに使えない。逆にディスプレイにテレビ機能がついているのは、パソコン側でテレビ機能を便利に使えない。という感じでなかなか両立が難しかったのですが、このVALUESTAR GタイプNでは、うまく両立していることに驚きました。
まず、パソコンを立ち上げなくても上部にあるテレビボタンですぐにテレビを見ることができます。「ぱっと観テレビ」という機能らしいですが、これのためにパソコンとは別に１チューナー搭載しています。
このリモコンで操作できますので、普通のテレビと同じように使えます。
さらにパソコン側にも４チューナ内蔵していて、便利なレコーダー機能を持っています。
この機能がうまく連携しており、例えばはじめテレビを見ていて録画番組を見ようとすると（少し待たされるものの）パソコン側のテレビ録画を自然に表示でき、同じリモコンでシームレスに操作できます。
パソコン側には４チューナー搭載しているので、４番組同時に見たり（ただし音声は１つのみ）、なんてこともできます。気になる裏番組がある場合は全部表示しておいて音声だけ切り替えることができますね。
パソコンで生放送や録画番組を表示できるので、１つのウィンドウで番組を表示しながら、ウェブページやSNSを確認したりできます。私はテレビを表示しながらブログを書いたりしていました。
いつもは私はテレビの前でノートパソコンを開いて、テレビをBGVにしながらパソコンを使っていたりするので、これは１台でそれができるのが良いですね。
さらにつぶやきプラスという機能で、ツイッターのつぶやきを表示しながらテレビを見ることもできました。
シームレスに連携しているので意識する必要はないのですが、基本的には３つのモードがあって、それぞれでインターフェースやできることが異なっています。
一つ目は「ぱっと観テレビ」の状態で、番組表を出すとこんな感じになります。
次はパソコン側のSmartVisionのフルスクリーン表示。ぱっと観テレビでできないことは自動的にこちらのモードに移行します。リモコンで使いやすいようになっています。番組表表示も少し変わりますね。
最後はSmartVisionのウィンドウ表示。こちらはマウスでの操作がやりやすいインターフェースになっています。番組表もかなり細かな表示が可能になっています。
番組表から簡単予約をできるのは当然ですが、さらに「おまかせタフ撮り」という機能がついています。
自分の好みのジャンルを設定したり、
キーワードを登録しておいたりすると、録画再生傾向と合わせて番組におすすめポイントを付けて、設定以上のポイントになれば自動で録画しておいてくれます。
ある程度録画再生しないとポイントが付かないみたいで、１週間では好みとあってるとは言い切れない感じでしたが、これで見続けていると精度が上がるのかも。録画番組一覧が混じらず、自分で予約したものとおまかせ録画したものが分かれているのも良いです。
録画番組の視聴はCMで自動的にチャプターが振られているので、自動スキップ再生（見たいとこ再生）とかできますし、0.5倍から2倍のスピードでの再生（きこえる変速再生）も可能。
テレビ以外では高精細大画面なので、撮影したデジカメ写真の鑑賞や編集には便利だと感じました。大きな画面で見るのと小さな画面で見るのとでは、同じ写真でも印象がかなり変わります。
編集できるソフトとして、Corel PaintShop Pro X5 for NECが付属しています。ちょっと操作が難しいかもしれませんが、慣れればPhotoShopのような結構高度なこともできました。
また、相当パワーがあるので、デジカメ付属ソフトでのRAW現像などもストレスなくできるのが良いですね。今回は試していないですが、動画編集などにも良いと思います。
タッチパネルなので、簡単に拡大縮小できたり、写真を選んだりできるのが写真鑑賞に便利でした。
１歳の赤ちゃんも画面に釘付けでした。
ちなみになぜかワイヤレスキーボードやマウスがとてもお気に入りでしたが、赤ちゃんがちょっと荒い操作（いたずら）してもびくともしない頑丈さでした（よかった）。
とても使いやすくかつ高度なテレビ機能とパソコン機能の両立。大きな画面でネットサーフィンや写真鑑賞・編集にも良いと、想像していたよりも便利でとても気に入りました。
私はFM77AVの時代からSONYやFUJITSUの少し前のパソコンまで色々経験してきましたが、NEC VALUESTAR GタイプNのテレビ機能は今まで体験したパソコンの中で最強かも。テレビ好きでテレビが欲しいしパソコンも欲しいという人には良さそうですね。
NEC Directでは、VALUESTAR GタイプLやLaVie GタイプZのWindow7 Professionalインストールサービスが始まり、これが人気らしいですね。さらに上記右端のバナー広告からNEC Directに行くとクーポンコードが表示されるので、お得だそうです。