通信業界に関わっている者としてちょっと目にとまったので、「光回線を巡るNTT、KDDI、ソフトバンクの野望—知られざる通信戦争の真実」(日経コミュニケーション編集)という本を読んでみました。
新しい事実とか詳しい説明は余りありませんでしたが、記者から俯瞰して見るとこう見えるのかとか、上層部の人たちはこのように考えて動いているのかとか参考になりました。(中にいると全体が見えにくいので、全体を俯瞰してみたい人にはお勧めです)
いまさらですが、通信業界ってやっぱり政治力で動く部分が多く、あまりユーザを見ていないんだなぁという印象でした。
#この本は少しドラマチックに書こうとし過ぎかな。
光回線を巡るNTT、KDDI、ソフトバンクの野望—知られざる通信戦争の真実 | |
日経コミュニケーション編集
日経BP社 2005-12 |
光回線を巡るNTT、KDDI、ソフトバンクの野望—知られざる通信戦争の真実
今、地味に熱い戦いを繰り広げている業界がある。
固定電話の業界である。
第二電電や日本テレコム、日本高速通信といった新電電と呼ばれる3社がN…