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SIGMAがDP Merrillシリーズに次ぐ、後継機 dp Quattroシリーズを発表しました。DP2 Merrillなど何度か使ってみてその独特の超精細な描写に感動しましたが、今回は形状も特徴的ですね。(DPからdpに小文字になったのはなぜだろう)


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グリップ部分がホールドしやすいように大きくなっていると思われますが、液晶より後ろに出ているのは珍しいですね。なかなか個性的で格好良いです。
バッテリーは新しいBP-51になっているみたいですが、グリップが大きくなった分、容量が増えて弱点だったバッテリーの持ちが良くなっているなら良いですね。
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DP Merrillシリーズ同様、19mmF2.8レンズ搭載のdp1 Quattro、30mmF2.8レンズ搭載のdp2 Quattro、50mmF2.8レンズ搭載のdp3 Quattroの開発が予定されているそうです。
重さはdp2 Quattroしか発表されていませんが、DP2 Merrillの355gから395gに増えているみたいですね。
新たなFoveon X3センサー”Quattro”は、3層構造で光を取り込むことは今まで同様ですが、輝度情報はトップ、色情報はトップ、ミドル、ボトムの3層で取り込むことで、解像度(従来比30%アップ)とノイズ特性を向上させ、高画素化に伴うSN比の悪化を抑えられるだけでなく、忠実な色再現を行うための膨大なデータ処理の高速化にも成功したとのこと。
さらに新開発した画像処理エンジン「TRUE(Three-layer Responsive Ultimate Engine)Ⅲ」も搭載しているそう。1チップ化でバッテリー駆動時間も長くなるかな。
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ボトム1:ミドル1:トップ4 の「1:1:4」構造を採用することで、一般的なカラーフィルターアレイセンサー3,900万画素相当の高解像度と、ノイズ特性改善、さらに膨大な画像データの処理高速化にも成功。
Quattroは1:1:4に由来しているとか。
DP Merrill以上の高画質、ぜひ体験してみたいですね。従来の4704×3136×3層から、2712×1808×2層+5424×3616×1層で、どれだけ高画質化するのか、高感度になるのか気になります。(YUV的に色差よりも敏感な輝度情報を精細化するということかな?)
CP+2014のSIGMAブースで展示が行われるそうです。

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