先日AMNの紹介で、横浜開港150周年を記念して開催される「開国博Y150」のプレビューイベントに参加してきました。
開国博Y150は4月28日〜9月27日の会期(会場により異なります)で横浜の幾つかの会場で実施されますが、今回はベイサイドエリアのプレス&市民向けのプレビューイベントにプレス扱いで参加してきました。博覧会とか大好きなので。(開催前のプレビューなので、本番とは異なるところがあるかもしれません)
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先日の62万人が集まったという巨大スペクタクルアート劇団「ラ・マシン」によるプレイベントで活躍した巨大なクモも見ることができました。まだ調整中ということで「立ったよ」という動作確認程度なのが残念。


午前中はプレス限定だったので、報道関係者しかいない中で開国博を楽しみました(報道関係者は分担してとりあえず必要な画を押さえようとしていたりされていました)。午後は市民の応募者から当選した方が来場され少し実際に近い雰囲気になりました。
プロの機材が並ぶ中、DMC-LX3とHDR-TG1で撮影した写真動画をまとめて掲載しておきます。


まずは「Y150はじまりの森」から。
はじまりの森の目玉はやはり「ラ・マシン」。巨大なクモの形の機械が生きているかのように動きます。足一本一本の動作を別の人が担当しているようで、多くの搭乗員が動かします。調整中ということであまり派手な動きは見せなかったのですが、本番はどんなパフォーマンスになるのかな?
「横浜ものがたり」は、横浜の開国後の歴史や文化を紹介するブース。ハリボテや説明が並ぶというありがちな作りですが、色々なところにコンテンツが隠されており、探して動かして楽しめる体験型の展示になっています。こどもも喜びそうです。
「ENEOS未来のエネルギー館」は、バーチャルなイチローが出迎えてくれたり、エネルギーに関する実験があったり。床には横浜の衛星写真が貼られており、市民の皆さんは自分の家を探したりして楽しんでました。
「黒船レストラン」は、「総司令官のナポリタン」「牛鍋開花うどん」「黒船カツカレー」「横浜開港バーガー」などといったオリジナルメニューがあります。アルコールの種類も豊富ですね。私はお昼に「浜っ子しらす丼」を頂きました。味はちょっと濃すぎかな・・。
「NISSAN Y150 ドリームフロント&スーパーハイビジョンシアター」
スーパーハイビジョンはハイビジョンの16倍の画素数と22.2チャンネルの音響というとんでもないものです。上映されるのは「gift 未来へのおくりもの」というもので、月からの映像や日本の四季の風景や遊びなど、とても美しいものでした。スーパーハイビジョンはNHK技研公開でも見たことがありますが、今回はコンテンツが良いのでより楽しめました。
「NISSAN Y150 ドリームフロント」は日産の電気自動車PIVO2が中心に展示されている「PIVO LAB.」と葉っぱ形の用紙におもいやりのコトバを書いてバルーンに舞い上がらせる「コトバパーク」の2つで構成されます。
「PIVO LAB.」は映像中心でPIVO2は置いてあるだけというのが少し残念でした。思いやりを世界へというメッセージは良かったですが。
「コトバパーク」は自分で書いた紙が舞い上がったり、巨大なバルーンがいくつもあったり、足で踏むと発電されるライトがあったりと子供が喜びそうなかんじでした。
「Y150トゥモローパーク」
ここは未来シアター「BATON」と「トゥモローパークステージ」、夜間限定のイベント アースバルーン「HOME」があります。
「BATON」は実写映像をアニメ化するという手法で制作されたSFファンタジーで、3章構成となっており第1章は5/30まで公開されます。第1章はアクションが多く、ほとんどストーリーは分からないようになっていますが、謎や次回予告で続きを見たくなります(でまた来場してもらう仕掛けなんでしょうが)。演技している俳優が分かるくらい忠実にアニメ化されていますが、逆にちょっとアニメらしさが失われている感じもします(俳優人が豪華なので実写+CGでも良かったような気がしますが)。
「トゥモローパークステージ」では、マスコットキャラクター「たねまる」や「ペリーテイトくん」などが登場するショーが開催されました。こども向けでこどもを巻き込んで踊ったり。
アースバルーン「HOME」は、宙に浮かぶ巨大なバルーンに映像が映し出されるというものですが、非常に鮮明に映し出され引き込まれます。
ベイサイドエリアの有料会場はこれだけで、会場は想像していたよりとても狭いです。上記が3つのパビリオンというくらいな感じで物足りなく思う人も多いかも。
ただ近くには赤レンガや大さん橋、山下公園といった周遊会場もありますし、横浜ワールドポーターズなんかもあります。人が殺到すれば長い行列になりそうに思いますし、あまりY150だけを急いでみようとせずに横浜をゆっくり楽しむのが良いかも。とくにこども連れには良さそうです。大さん橋からの景色や横浜の夜景なんかもすばらしく楽しめました。
Y150の運営に少し手作り感があったのは市民のみなさんが参画されているからかな。横浜開港150周年記念ではこれ以外にも色々なイベントが開催されるようですので注目です。
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