サーチュイン遺伝子とレスベラトロール

Genome by Kam2y
NHKスペシャル「あなたの寿命は延ばせる〜発見！長寿遺伝子〜」で紹介されていたサーチュイン遺伝子とかレスベラトロールのメモです。（前回見たけど忘れてしまって、今日再放送されていたのでw）
サーチュイン（Sirtuin、SIRT1）遺伝子は、誰もが持っている老化を遅らせ、寿命を伸ばせる遺伝子。老化の原因となるミトコンドリアが出す活性酸素、免疫細胞の暴走などを食い止める効果を持つという。ただ、普段はこの遺伝子は働いておらず、カロリー制限で飢餓状態になったときに働くのだと言う。しかもカロリー制限し続けないと働かないとか。
この遺伝子を活性化する効果のあるのが赤ワインなどのポリフェノールの一種「レスベラトロール」と呼ばれる物質で、動物実験ではその効果が確認されているそうです。

ポリフェノールに抗酸化作用があるとか聞いたことありますが、話が上手すぎてレスベラトロールのサプリメントを売るための怪しげな宣伝かと思いましたが、ちゃんとした研究成果に基づいた話のようですね。効果がある摂取量などでサプリメントの効果などに否定的な意見もあるようですが、全くのでたらめだと言う話はなさそうでした。
食べ過ぎは良くない。日本人昔ながらの腹八分目の低カロリー食が長生きに良いってことですね。指摘されていたように、みんなが長生きになってしまったらいまの高齢化社会以上に社会システムに多大な影響がありそうですが。

weblio: サーチュイン遺伝子
Wikipedia: レスベラトロール
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