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3/18はNTTレゾナントの教えて！goo「SIM通」主催のSIMブロガーイベントなるものに参加してきました。
SIMカードというのは、携帯電話の電話番号を特定するための固有のID番号が記録されたICカード。携帯キャリアと契約して発行され、これを携帯やスマホなどに挿すことで、通信や電話ができるようになります。
キャリアの回線を借りてモバイル通信サービスを提供する事業者がMVNO(Mobile Virtual Network Operator)と呼ばれ、様々なプランの通信サービスなどを提供しており、写真のような形でSIMカードを販売しています。これをSIMフリー端末や対応キャリアの端末に挿すことで、自分の用途に合った形で格安にスマホやモバイルルーターなどを使うことができるようになります。
説明が長くなりましたが、こんなマニアックなSIMカードに関するブロガーイベントって何？と興味を持って参加してきました。
私はNTTレゾナントではないですがNTTグループの社員です。特に利害関係はありませんが、関係性を明示しておきます。また後で知りましたが、このイベントの主催側責任者はなんと入社同期の知り合いでした。なので、厳しめに思ったことを書きます（笑）。
イベントでは、アプリソムリエの石井さんが司会で、SIM通より小池さん、川俣さん、ASUSのAndyさん、Seikoさん、gooSIMSELLERの田谷さん、木藤さん、久保さんによるトークセッションがありました。
このイベントの趣旨としては、現在の知る人ぞ知るMVNO SIMやSIMフリー端末について、より多くの人に知ってもらい、便利に使ってもらいたいということだと思いますが、いきなりよく分からない展開(^ ^;)。
・SIM通のアクセスランキングや検索キーワードを見るとより初心者のアクセスが増えていることをデータ分析で解説
・gooSIMSELLERの各店舗（楽天、Yahoo!、本店）の客層の分析（男が8割だとか40-50代が多いとか）や売り上げの増加の話
・ASUSのもの作りの理念やSIMフリー端末投入についての話
なんか（正直どうでも良い、あまり想いが込められていない）売る側の分析ばかりで、ユーザ視点でどんな便利な使い方ができるのか？、どんな面白い端末があるのか？、マニアックな使いこなし術などを勝手に期待していた私にはちょっと肩すかしでした。
そんな中、面白かったのが、ASUSのSIMフリー端末投入の流れ。グローバル端末でも日本で山手線に乗って電波強度などをチェックするなど、しっかり問題ないか検証して、新製品投入やOSアップデートを行っているそうです。そして、その全端末をチェックしているのがAndyさんだそう。（写真の右上の方。Andyは愛称で日本人です）
ASUSのfonepad Note 6, fonepad 7, Nexus 7などのタッチアンドトライの時間もありましたが、端末数が圧倒的に少なく、十分に触ることもできず。。
fonepad 7
fonepad Note 6。
fonepad Note 6はスタイラス付きですね。
新しいNexus 7はLTE対応。
私が、MVNO SIMが良いと思う点は、やはりその通信プランの多さですね。2年縛りとかなく、サブで利用する2台目のタブレットに、多くの端末を自由に使いたいのでルーターに、日本で販売していない海外のSIMフリー端末に、挿して自分にあったプランで格安に自由に使えるのが良いですね。
SIMフリー端末なら海外で、現地で売っているSIMカードを挿して安く使えると行ったメリットもあります。
反面、いろいろ詳しくないとうまく使えなかったり、難しい単語が多くて設定が良く分からなかったりで、初心者にはハードルが高いですね。SIM通は初めて見ましたが、そういう初心者向けコンテンツもあるみたいですね。
少し一般的すぎて分かりにくいので、もっと具体的に（プランや機種指定で）目的を実現する方法が書かれたコンテンツがあれば面白そうだけど、公平性とか求められて難しいのかな。ブロガーが書いている人柱記事とか集めれば良さそうな感じもしますが。
思ったのは無理に初心者に広げようとするより、知る人ぞ知るお得で便利な裏技的な方向を追求した方が逆に口コミで広がったりするかも。SIM”通”っぽいですしね。
私は様々なガジェットを試すのが好きなので、海外でしか販売していないスマホなどを輸入して使ってみたりするのにMVNO SIMは良いなと思っていました。
最近は携帯キャリアのプランや割引も増えてきてSIMフリー端末利用の制約も少なくなったため、必ずしもMVNO SIMでなくても良くなりましたが、ほとんど定額プランなので高額請求されない安心感がありますね。技適の問題がなんとかなればもっと面白くなるのに。。
ちょっとイベント内容と違う内容を書いてしまいましたが、ご容赦ください。
パネラーの皆様、NTTレゾナント、AMN、参加ブロガーの皆様、ありがとうございました。