» APEC首脳会議、原油高対策を講じることで合意
原油価格高騰で、エネルギー源の多様化などが話題になってますが、 HOTWIREDに代替エネルギーの低コスト化に関して面白い記事があったので紹介。
» スターリングエンジンを使った太陽発電施設

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エジソン社のプロジェクトでは、第1段階として、40の集光器を使った1メガワットの試験施設を建設する。これは2007年春に完成する予定。そして2008年中頃から3〜4年がかりで、最終目標である500メガワットの施設を建設する計画だ。ゆくゆくは約18平方キロの砂漠に、発電容量が最大25キロワットの集光器が2万個並ぶ(イメージ)ことになる。
 SDG&E社向けの300メガワットのプロジェクトについては、スターリング社は2008年後半から建設に着手し、約2年かけて8平方キロの土地に1万2000個の集光器を設置するという。

 両社とも、施設の建設費用や電力の購入価格については明らかにしていないが、コストは従来の石炭やガスと大差がないとしている

砂漠のような広大な土地が必要ですが、太陽発電が低コストで行えれば非常に良いですね。
»スターリングエンジンて何?
» 「原子力+風力」で水素燃料がガソリン並みに?

風力に原子力を組み合わせることにより、装置をつねに稼動させ、発電能力をほぼ全て引き出せるので、コストも下げられるとミラー氏は説明する。風が強く、かつ市場の電力需要が高いときには、余剰電力を地域の送電網に販売して利益を出せるというおまけも付く。つまり、電気分解による水素生成の従来の方法とは逆に、ミラー氏のシステムでは、電気料金が上昇するに従って、水素の生成コストは下がることになる。
 ミラー氏とダフィー氏は、オンタリオ州とアルバータ州の過去の電気料金変動のデータを使い、このシステムでの水素の生成コストを1キログラム当たり2ドルと試算した。米エネルギー省は2015年までに水素1キログラム当たりの生成コストを2〜3ドルまで引き下げるとの目標を掲げているが、これをやすやすと達成する数値だ。なお、燃料として、水素1キログラムはガソリン1ガロン[約3.8リットル]に相当すると考えられている。

原子力を使う時点で風力を使う意味がよく分かりませんが、天然ガスでなく水の電気分解で燃料電池のコストが下がれば燃料電池が普及するかも知れませんね。
NTTもその資金力を勝っても負けても問題視される放送業界とかにつぎ込むのじゃなく、エネルギー問題や水問題とかのインフラビジネスに参入したら良いんじゃないだろうか?
(それこそより巨大な利権問題なので難しいし、欧米の介入も必至ですが)

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