モノフェローズでお世話になっているWillVii株式会社の企画でメディア向け発表会に参加してみないか?という話が有りましたので、面白そうなので参加させていただきました(平日でしたがちょうど近くに出張していたので2時間年休を取って)。ブロガーとしてはかつぽんさんも来られていました。
発表会に参加しておきながら防水Xactiって詳しくは知らなかったのですが、防水携帯みたいに濡れても大丈夫ってレベルじゃなく、水中でも撮影可能(水深1.5mまで)なのですね。これだけの気密性を持っているので、濡れやすいところはもちろん、汚れやすいところで使っても壊れにくく洗えば綺麗になるというビデオカメラです。海、山、プール、スキー、雨どんなときにも手軽に動画/写真を撮ることができるというのは良いですね。
新製品DMX-CA8では、画質を改善する様々な工夫が取り入れられています。60fpsで動画が撮影できたり、動画撮影時に同時に2Mの写真を撮影できたり、回転ぶれや被写体ぶれを検出/補正できるマルチぶれキャンセラー、動画も顔認識でフォーカスや露出補正する機能、高速連写なんかが実現されました。
これらは、今までCCDだったのを8MのCMOSイメージセンサで高速な信号読み出しを行い、動画撮影時にも8Mピクセルすべてを使うことで実現しています。マルチぶれセンサーなんかは高速に複数枚撮影し、9領域に分けて動きを検出し補正し、被写体ぶれも検出して重み付けをして重ね合わせるという、なるほどと感心するような信号処理で、光学ぶれ補正では難しい機能を実現しています。
さらに、水中での撮影時のぼこぼこという音を抑制する音声信号処理なんかも追加されているそうです。
ビデオカメラはHDR-HC3を持っていますが、子供の運動会/発表会等のイベントでしかつかってないですし、スキーやプールではデジカメを防水ケースを使ったりして結構面倒です。防水Xactiならコンパクトで壊れにくそうなので、どこでも気にせず持っていき撮影できそうでかなり欲しくなりました(実際結構売れているそうです)。
また、さまざまな工夫により、面倒な設定等をせずに手軽にきれいな動画/写真を撮ることができるという点も、レジャーや旅行などの記録に良さそうです。
一点、残念なのはハイビジョンには対応していない点。まだ熱問題や大きさの点でハイビジョン化は難しいそうです。
三洋の方によると、今回の新製品は現行製品から中身を大幅に見直しているとのこと。
かつぽんさんは、現行Xactiをお持ちで、動画撮影時にちゃんと静止画撮影ができる点で現行機の不満が解消されると、買い替える気満々のご様子でした。
メディアの方はかなり多く集まっており、カメラやテレビカメラも多かったです。机の上にはプレスリリースとプレゼン資料、商品画像が入ったCD、Xactiマークの入った小物入れ、水なんかが並んでいました。
発表会の流れは、三洋のThink GAIAのコンセプト映像、Xactiの商品コンセプト、新商品の説明、質疑応答、商品撮影といった流れでした。
このようなメディア向け発表会では、商品コンセプト、開発者の思いが非常に分かりやすく伝わりますので、またこのような機会があればぜひ参加したいと思います(WillViiさん期待しています)。この防水Xactiもぜひ試してみたいな。