AMNの「ONKYO 2.1chホームシアターパッケージ」モニターキャンペーンでONKYOUより頂いた「BASE-V30HDX」と「ND-S1」についてのレビューその3です。その1はこちら、その2はこちら。
今回はテレビ視聴にBASE-V30HDXを使った場合やRIリモートコントロールやHDMIリンクでのリモコン操作など気がついた点について書きたいと思います。
私は(見ているかどうかは別にしてBGM替わりに)TVを結構つけっぱなしにしたりするのですが、その時もホームシアターサラウンドを付けています。やはり古い薄型テレビの音では低音も出なくて、なんだか薄っぺらく加工された音を聴いているような違和感を感じてしまうからです。(写真は今使っているTVのスピーカー)
でも、ホームシアターサラウンドでテレビを見ていると、サラウンド音が強調されすぎて声が聞き取りにくかったり、CMがうるさすぎたりしたのですが、この「BASE-V30HDX」には「TV Logic」というONKYO独自のリスニングモードがあります。「放送局のスタジオから放映されているテレビ放送に適したモードです。曲のスタジオにいるような臨場感を高めます。すべてのサラウンド音声を強調し、会話音声を明瞭にします。」とマニュアルには説明してありますが、確かに声も聞き取りやすいし臨場感もあるのでTV番組を見るには良いモードだと思いました。
HDMIコントーロール設定をONにすると、BASE-V30HDXのリモコンでHDMIリンク対応の装置をコントロールすることも可能です。BDレコーダーBDZ-T55のメニューを出したり、再生したりといったことがアンプのリモコンでできました。再生を押すとレコーダーの電源が入ったり、レコーダーの電源を入れるとアンプの電源が入ったりということもできます。
RI端子で接続されたiPod用オプションND-S1もアンプのリモコンからコントロール可能でした。ND-S1の音声出力を接続したデジタル入力端子のところで、本体のINPUTボタンを長押しすれば、DOCKというのが表示されるようになり、これでND-S1をアンプのリモコンからコントロールできるようになります。また、M.Optimizer設定をONにすればmp3などの圧縮音声の音質を向上できるようです。
こういった設定などが初期設定ではOFFになっているので注意が必要かも。