パケットビデオTwonkyモノフェローズセミナーでお借りしたIO DATAのAVeL Link Player AV-LS700について書きたいと思います。
DMR(Digital Media Renderer)を搭載したネットワークプレーヤーとしてTwonkyを体感するためにお借りしたのですが、まずはAV-LS700について書きたいと思います。
AV-LS700の大きさは約260×125×43mmと非常にコンパクトです。前面にはスイッチの他にUSB端子とSDカードスロットがあります。
背面には、コンポジット端子、D端子、光デジタル端子、HDMI端子の出力があります。さらにUSB端子とIR端子、そしてLAN端子が2つもあります。HUB機能を持っているそうです。TVやレコーダに繋いでいたLANの間に挟みこむということができそうです。
起動すると立て続けに2度アップデートが行われました。
初回の起動は時間がかかりますが、普段は電源オンで一瞬でこのメニューが表示され使えるのは良いですね。
「ホームネットワーク」を選ぶと、DLNAサーバから動画、写真、音楽などを再生できます。対応フォーマットが多いのが良いですね。
ハイビジョンのMPEG2-TSのファイルもそのまま綺麗になめらかに再生できました。
そうそうDTCP-IPにも対応しているので、DLNA対応の地デジレコーダーの番組再生もできると思われます(持ってないので未確認)。
「ファイル共有」はPCの共有フォルダからファイルを再生できます。
「外部ストレージ」では接続したUSBハードディスク、USBメモリなどから再生できます。
ちなみにiPod touchを接続しても認識しませんでしたが、Xperiaを接続してマウント(本体を接続するを選ぶ)すると入っているファイルを認識して、音楽、動画、写真ファイルなどを再生することができました。
「アイ・オーポータル」ってメーカーサイト?と思いましたが、現在はベータ版動画共有サービスプレーヤーというメニューがあります。要するにテレビでYouTubeを見ることができます。
リモコンでの入力は大変ですが、キーワード検索が出来る他、最近追加された動画、人気の動画、評価の高い動画、おすすめ動画、コメントが多い動画などから簡単に見ることもできます。
動画は結構高画質で再生されます。キーワード入力の簡略化や関連動画の連続再生などができれば結構面白そうです。
「カメラプレーヤー」では、AVCHD動画、デジカメ動画、写真などをSDカードを差し込んでそのまま鑑賞できたり、パソコンレスでハードディスクに保存したりできます。
そして、はじめに書いたDLNA1.5のDMR機能にも対応しており、コントローラー(DMC)からDMS(サーバ)の映像や写真、音楽を送り込んだり制御したりできます。DMRは日本では今のところBRAVIAかこれかというくらい搭載している機器が少ないものです。
ようやくTwonkyの出番ですが、これについては別記事で詳しく書きたいと思います。
IOデータのAVeL Link Player AV-LS700は面白い機能満載で非常に遊べそうな感じがしました。残念ながら安定性はいまいちで、動画が短時間しか再生できなくなり電源コードを抜かないと治らなかったり、途中で止まって操作できなくなったりという場面もありましたが、このような複雑な技術の安定化には時間がかかるだろうし、割りきって遊ぶのが良いと思います。
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