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AMNより「グラハム・ベル空白の12日間の謎—今明かされる電話誕生の秘話」という本を(ずいぶん前に^^;)頂いていていたのですが、ようやく読み終わりました。
電話を発明したのはグラハム・ベルであるというよく知られた話の真実を現在に残る数々の証拠から迫るノンフィクションミステリーです。
日本ではエジソンと比べてグラハム・ベルの知名度はいまいちな気がしますが、ベルの電話の特許がAT&Tの出発点となっていることを考えると、その特許申請にこのような謎があるなんて思いもしませんでした。
ベルの伝記などよりもより生々しく本人像を伺うことができたり、当時の発明や特許の状況などもわかりとても楽しめました。証拠に頼らない伝承の怖さや、情報技術の発達による歴史の新しい発見の可能性なんかも垣間見ることができる作品でした。

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