以前、新商品発表イベントで見たLGエレクトロニクスのCINEMA 3Dをお借りすることができました。お借りしたのは32型の3D LED TV 32LW5700です。
組み立ては、スタンドを組み立て液晶パネルをスタンドに固定するためにネジを8カ所留めるだけです。パネルは非常に薄く軽いので、一人でも楽に設置できました。
BCASカードが少ししか差し込めないのはこれで良いのか?と思いましたが。
背面/側面の入力端子はHDMIx4,コンポジット入力x2,コンポーネント(D5)入力,RGB入力,アナログ音声入力,イヤホン出力,光デジタル音声出力,USB(録画再生HDD用),USB(写真音楽用),LAN,アンテナ入力(UHF,BS/CS)などの端子があり結構豊富です。
初期設定は地域設定(県名、郵便番号入力)と地上デジタルチャンネル設定だけと非常に簡単です。
チャンネル設定の時のUHFか全帯域を選ぶのは普通の人はちょっと何を聞かれているのか分からないかなと思いました。スキャン自体は非常に速かったです。
電源を入れると数秒で立ち上がるのが良いですね。
偏光方式の3Dなので画面に偏光フィルタがある訳ですが、通常の2D視聴には全く問題なく、綺麗に表示していました。環境光の映り込みもありますが、暗い場面以外気になりません。
リモコンはデザイン的には少しちゃっちい(失礼)感じがしますが、軽くて裏側のくぼみに人差し指を置くことで安定し結構押しやすいです。
リモコンを押すたびに画面右下のライトが点滅するので、押したということが分かりやすいですね。
さて、早速3Dを視聴。偏光式の3Dメガネは東芝のアクティブシャッター式の3Dメガネと比較するとやはりかなり軽いです。付けていても気になりません。
PS3をHDMI接続してBlu-ray 3D「音楽3D宣言!」を視聴したり3Dゲームをしたりしましたが、やはりとっても見やすい。部屋が明るくても気にならないし、画面が暗く感じることも無い。偏光方式の弱点である縦方向の解像度半減も画面が32インチなのでほとんど気にならないです。ソファーに斜めになって視聴することも3Dメガネをかけたまま他のことをしたり(パソコンを見たり)もできる。
そして3Dも今まで見たもの(ソニー, SHARP, 東芝, パナソニックのアクティブシャッター式)と比較しても一番ちゃんと3Dに感じることができます。フリッカー(点滅)がないのがこれほど見やすいとは。目も疲れず、思った以上に快適でした。
3D視聴体験を損ないたくないとアクティブシャッター方式を選んだ日本メーカーは何だったのか・・と思うレベルです。3D表示に興味がある人はぜひ偏光方式のテレビも店頭で見てみてください。
1ヶ月ほど借りることができるようなので、様々な3D体験やその他の機能なども試してみたいと思います。