奥浜名湖ブロガーツアーその2 こだわりの食を満喫


奥浜名湖1泊2日ブロガーツアー」の記事の続きです。みどころに続き食べ物について書きたいと思います。
浜名湖と言えば「うなぎ」のイメージしかなかったのですが、奥浜名湖の三ヶ日町はあちらこちらにみかん畑が見られます。なんと畑の85%はみかん畑、三ヶ日みかんとして有田みかん、愛媛みかんと並んで日本有数の産地だそうです。



朝摘んだばかりのみかんを頂きました。皮は緑色でしたが、とてもみずみずしくて後味の良いすっきりとした甘さでとても美味しかったです。皮から出る汁で手が黄色くなったりすごく良い香りがしたり。

三ヶ日みかんのみかんジュースで乾杯!こちらもさわやかな味でした。

奥山半僧坊 山の家」はジンギスカン・とろろ料理のこだわりの店です。


頂いたのは遠州純粋黒豚のジンギスカン。特に黒豚がとても柔らかく美味しかったです。

たれにもこだわっており、何十年も継ぎ足し継ぎ足しで作られている秘伝のたれだとか。

名物の自然薯を使ったとろろ汁をご飯にかけて頂きました。このあたりでは自然薯がとれるので、各家庭の味のとろろ汁があるのだとか。ちょっとみそ味やカツオ風味がして粘り気は少なめの上品なとろろ汁でした。


山の家のすぐ隣にあるきじ亭の特製きじ弁当。とても豪華で美味しかったです。

奥山半僧坊方広寺の門前にある野沢製菓の大あんまき。奥山名物でとてもボリュームがありびっくりしますが、見た目のあんたっぷりのボリューム感で圧倒されますが、食べてみると意外と甘さ控えめのあんで美味しく頂けました。

奥山まんじゅうというのもあります。みそまん、白味噌まんじゅう、よもぎまんじゅう、かぼちゃまん、酒まんといった種類があります。私はオーソドックスなみそまんを頂きましたが、やはり甘さ控えめのしっとり柔らかいおまんじゅうでした。

昨日紹介した竜ヶ岩洞のいなさジェラートショップ マテリア。イタリア製の本格的な機材とこだわりの食材、試作の積み重ねでブームが去った今でも本格ジェラート店として存続しており、「静岡県のバスガイドさんが選ぶアイスクリームNo.1」に選ばれたそうです。

とてもたくさんの種類があり、あまり見たことの無い味もあるのですが、私は定番中の定番「ホワイトクリーム」を頂きました。地元の引佐牛乳を使ったジェラートは、コクがあるというよりは牛乳のさわやかな甘さを感じることができ、甘過ぎないので後味もとても良い。戸田社長も甘くて飲み物が欲しくなるようなものにはしたくなかったと仰られていました。

炭火焼肉 三愛」では三ヶ日牛を頂きました。

三ヶ日牛は、厳選して導入した素牛を三ヶ日で非遺伝子組み換え飼料のみを使い、丹念に育て上げられた安全な牛だそうです。

炭火で焼いて

たれや塩で頂いたり、

ハンバーガー風にパンに挟んで頂いたりしました。
量が少なかったのが残念でしたが、とても柔らかくて美味しいお肉でした。

これは一見鹿の○○に見えますがw、大福寺名物の大福寺納豆です。納豆と言ってますが、普通の納豆とは全く違い、醤油やみそに近い味がしました。薬味には山椒の中皮が使われているそうです。

この大福寺納豆をスイーツにしてしまおうという発想をされた方がこの入河屋のシェフです。

そうして出来たのが大福寺納豆ロールケーキ。見た目は普通のロールケーキですが、米粉の生地に練り込んだ大福寺納豆が生クリームの甘さと良く合い上品な和風の風味にしてしまいます。一緒に頂いた煎茶が良く合い、とても美味しかったです。

猫のももちゃんも食べたそうw

入河屋さんの本店にも立ち寄りました。

揚げたての暖かい「かりんとうみそあん」は皮のかりっとした感じがとても良かったです。

同行者の皆さんが食べていたので、釣られてみかんソフトクリームも頂きました。こちらも爽やかな香りと甘さが良かったです。

隣接する「長坂蜂蜜店」。蜂蜜専門店ですが、キャラクターがあちこちにいたりしてかわいいですね。駐車場にもキャラクターが書かれていたり、着ぐるみの蜂が愛想を振りまいていたり。


とてもたくさんの蜂蜜の種類があり、試食できるのも良いところ。

最後は帰り間際に立ち寄った「みやげ勝美センター」。

一押しのうなぎ焼きおにぎり。少し試食しましたが、うなぎのたれがしみ込んだ焼きおにぎりはとても美味しかったです。

こちらは「うなぎボーン」と「アイスボーン」。うなぎボーンはうなぎの骨を揚げて良く乾燥させてお菓子/おつまみにした名産品ですが、アイスボーンは乾燥させる時に飛んでしまううなぎの油のうまみをそのままに残し、急速冷凍したものです。食べ比べるとやはりうなぎボーンの塩味に対して、アイスボーンの方がうまみが残っている感じがしました。

帰りのバスの中で頂いた浜名湖天然うなぎ弁当。時間が経ってしまったためかすこし堅くなってパリふわ感が失われていたのが残念でしたが、浜名湖のうなぎも満喫することができました。

とても色々なものを食べることができ大満足の旅でしたが、まだ書いていない食もあります。食材や製法などにこだわり、新しい料理やスイーツ、おみやげを生み出そうとしている創意工夫も色々感じました。次はそんな奥浜名の人の魅力なんかについて書きたいと思います。

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