[PR] TOYOTA プリウスPHV発表会 EV/HVの良いとこ取りで安心、つながる次世代エコカー


今日はロカリサーチの紹介で、TOYOTAの新型「プリウスPHV」の発表会に参加してきました。次世代環境車として他社が電気自動車(EV)を発表する中、いますぐ安心して制約無く使える車としてプラグインハイブリッド車(PHV)にこだわるトヨタ。その第一弾として11/29より受注開始されるプリウスPHVを見てきました。
※本記事ではトヨタ自動車プリウスPHVのプロモーションに参加しているため[PR]と記載しています。



トヨタがPHVにこだわる理由は急速充電インフラの整備が整わなくても電欠の心配なく安心して運転できるところ。近距離の街乗りは充電電力で走行し、高速走行や遠距離はハイブリッドエンジンで走行することで、CO2削減・化石燃料消費削減の環境性能と安心な利用を両立させるのが狙いだそうです。

プリウスPHVでは、EV走行可能距離は従来型の23.5kmより改良し、26.4kmになったそうです。電力消費率は8.74m/kWh、HV走行時燃費は31.6km/ℓ、プラグインハイブリッド燃費は61.0km/ℓを実現しているそうです。充電時間は倍速充電(200V)で約90分、 普通充電(100V)で約180分。
価格は東京地区で320万円〜、補助金を考慮すると275万円〜。販売目標は国内で3.5〜4万台。世界で6万台。

国土交通省の1日あたりの走行距離分布を使って、石油消費量削減効果を比較すると、PHVでもEVにさほど劣らない削減効果が期待されるのだとか。実際豊田市の実証実験でも72%の削減効果がみられたのだとか。

充電は1200Wになるので、実証実験では家庭用のコンセントで充電してブレーカーが落ちたりするトラブルがあったりしたことから、セールスでは自宅充電設備の工事などしっかりトラブルにならないように対応するそうです。トヨタホーム(一部ミサワホーム)と連携して、家庭にH2Vという仕組みを導入し、専用ブレーカー、配線と電力計測を行うことで、充電の管理を行う仕組みを実現するとか。

次世代環境車として、目玉は「つながる」機能。トヨタスマートセンターに車両の情報を車載通信機(オプション)で送信し、それを利用したサービスを顧客や販売店などに提供するそうです。トラブル発生の予測を販売店に通知したり、eConnectという充電残量情報表示、充電ステーション情報表示、リモートエアコン、エコ運転サポートなどのサービスをスマートフォンに提供したりするそうです。

トヨタセンターの情報を利用して、トヨタフレンドという充電ケーブルの差し忘れなどをまるで車がつぶやくようなサービスや、バッテリーいたわりチェックというバッテリー使用情報からレポートを作成し、バッテリーに優しい使い方をアドバイスするようなサービスも提供されるそうです。

さらにオーナーズナビゲーターという購入者が(購入検討者も)納車前にプリウスPHVについて良く知ることができるアプリも提供されるそうです。充電サービスも合わせて、これらのサービスが3年間無料で提供されるとか。

PHVから外部へ充電する機能は、準備・評価しているところであるが、今回の販売には間に合わなかったそう。
集合住宅への対応は、マンション所有者との連携もあるためこれからの整備になるが、新設の立体駐車場の一定割合は電源付きになるような話もあるとか。また、G-Stationという普通充電器を駐車場やコンビニ等に設置するような話も進めているそう。





ボディカラーはこれらがあるそうです。
デザインは結構普通な感じですが、普及させることを考えると無難な方が良いのかな?

PHVの専用ロゴ

ヘッドランプも専用らしいです。

専用エンブレムと専用リアコンビネーションランプ

PHV専用ロゴ
結構ロゴでPHVをアピールしている感じです。

PHVなので、当然エンジンが搭載されています。

充電部分はプッシュで簡単に開きます。暗くても大丈夫なようにLED照明が付いています。ワンタッチタイマースイッチで充電開始時間を設定できるそうです。

充電ケーブルも従来型より軽くなり1.7kgになったとか。このように工事で設置されたコンセントから充電することができます。
充電ケーブルの盗難を心配する声もあったため、別途対策されたものも販売される予定だとか。今のは南京錠での固定は可能だそう。

リアデッキ下収納スペースも拡大され充電ケーブルなどが収納できます。

こちらはお店などに設置されるG-Station。急速充電器のようにコストがかからないので設置しやすいそう。

プラグイン

バッテリーも軽量コンパクト化

そのおかげでプリウス同等の荷室容量を確保できたとか。

シリーズ・パラレルハイブリッドというエンジン動力で直接タイヤ制御可能な方式のため、燃費効率が良いのだとか。

インジケーターも分かりやすく表示されており、さらにプラグイン効果を木の本数で表示したり、EV/HV走行比率を確認したりもできるそう。

EV/HV切り替えスイッチもあります。

津田大介氏をモデレータにプラグインハイブリッドの従来型を試乗体験したお二人を招いて、パネルディスカッションもありました。

一般の生活者代表として日経エンタテインメント編集委員の品田英雄氏より、
・一見普通で走りも変わらないが、非常に静か。
・静かなので会話が出来る。
・充電ケーブルが重くてじゃま。EV走行距離が短い。エアコン等を利用すると16km程度?で横浜から高速で途中で切れてしまう。
・ネットワーク社会対応のECOカー。人をつなぐ車になる。


サーキットで走ってみたレーサーの神子島みかさんより、
・加速は思ったより良い。
・重いので、カーブに突っ込めない。
・スマートフォンとか良く分からない。女性用の機能が欲しい。

トヨタ自動車製品企画本部主査の田中義和氏から、
・EVは高速走行に不向き。高速走行時はHVの方が効率が良く、 低速走行時はEVの方が良い。
・充電の安全性に非常に気を使っている。
・試乗してもらった従来型に比べて、重さや制御など様々な改良を行っている。
というような話がありました。結構本音トークで面白かったです。
STUDIO PHVも合わせてご覧下さい。
個人的にはPHVの良さは理解できたものの、ちょっとデザインやサービスが想定内でもっと面白いつながるサービスがいろいろ出てくると楽しいかなと感じました。
トヨタ自動車、ロカリサーチ、パネラー、ブロガーの皆様、ありがとうございました。

saya: