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AMN主催ブロガー養成セミナー「ガジェット記事の書き方」powered by Cerevoの続きです。
Cerevo DASHというのは、つくりたい “モノ” が “カタチ” になるガジェット特化のクラウドファンディングプラットフォームで、簡単に言うと企画に共感する支援者を集め、一定以上集まればそれを元手にガジェットを開発し(不成立だと実際の支援は行われない)、支援者に還元する仕組みになっています(最少催行人数が決まっているパッケージツアーみたいなもの)。
欲しいガジェットがあれば作ってしまえということができるすごい時代になったものです。
今回は、Cerevo DASHで支援者募集中の3プロジェクトの企画開発者にそのガジェット開発に懸ける想いを伺ってきました。


壁走りや遠隔操縦も!汎用ロボットキット「うおーるぼっと」by じぇーけーそふと
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「テレビゲームばかりしている子供たちに、作って遊ぶ楽しみを知ってもらいたい。」
趣味の電子工作でロボットが壁を走ったら面白そうとプロトタイプを試作してみた。ネットで動画を公開したら特に学校などから多く反響があり、工作キットとして販売して欲しいなどの声があった。その声に応えるため子供たちのために量産するプロジェクトを立ち上げた。学校の電子工作/マイコンプログラミングの実験教材に最適だと思うので、ぜひ関係者に知ってほしい。
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じぇーけーそふとの勝純一氏が企画したガジェットはmbedというマイコンボードで動くロボットカー。支援額によって、工作キット提供から完成品の提供までありますが、キット組み立て自体はそれほど難しくなく(といってもハンダ付けは必要)1時間もあればできるそう。
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特長は背面に磁石が付いており、ホワイトボードや冷蔵庫のような金属面を走行可能なこと。強度に応じて磁石の高さを調整する事もできます。
また、反射型フォトセンサを搭載しており、白/黒を判別できます。
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垂直なホワイドボード面をすいすいと動いていました。
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簡単に組み立てて終わりじゃありません。マイコンボードのプログラムをUSB接続でPCで簡単に書き換えることが可能です。WiiリモコンをBluetooth接続してコントローラーとして使うようなモジュールなど様々なモジュールが用意されているため、アイデア次第で変身させることが可能です。
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スマホでコントロールしたり、ホワイトボードに書いた黒いラインをトレースして走ったり、黒いラインで作ったサーキットでレースゲームしたり。
また、バンパー部が拡張出来るようになっており、LED、カメラ、センサなど様々なバンパーを開発予定だとか。
カスタマイズ例として、イレーサーやぬいぐるみと組み合わせて自動的にホワイトボード上のラインを消すぬいぐるみなんかも紹介されました。一筆書きでないと消せないみたいですがw。

動きの良さは動画を見てもらえれば分かるかと思います。(他のガジェットの動画も一緒にしてしまっています)
個人的にはこれが、一番気に入ったガジェットでした。うちの子供も工作が大好きなので、こんなのあったら楽しめるかな。といいつつ私が遊べそうですが。
でも走らせるところがないので、会社で遊ぼうかなw
あと4日でまだ48%(7/11時点)なので、成立させるためにも、学校関係者、クリエイティブな企業の方など興味ある方は支援してみては?
(追記)私も支援してみましたが成立するかな?
無駄にかっこいいヌンチャク系iPhoneケース「iPhone Trick Cover」by ニットー
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「町工場から楽しいモノ作りを広めたい。」
ネタで町工場の空き時間にiPhoneケースを作ってみたら、評判が良かった。シャキーンって感じで無駄に格好よい。その感覚がわかる人にぜひ使って欲しい。量産に向け試験装置を使った耐久試験などはしっかり行っている。そう、スタンドにもなるんですよ。
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株式会社ニットーの代表取締役の藤沢氏が企画したのは、トリックプレイが楽しめるiPhoneケース。ヌンチャク系と言っても良く分からないので、上の動画を見てもらえればと思いますが、iPhoneをカシャカシャと回転させたり、振り回したりする事で、ペン回しやジッポライターのような無駄だけどはまる格好よさを演出することができます。
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こんな風にスライドと回転ができる構造になっているため、片手で液晶面をカバーしたり出したりできます。それが無駄に気持ちよくて、ペン回しのように手持ち無沙汰の時に自然と回転させそうなカバーです。
ちょっと音が大きいのが気になりましたが、クッションを入れたりすることで音を小さくできるそう。
モーションで音が出るアプリと組み合わせたり、音楽を鳴らしながらプレイしたりなどして楽しむなども実演して頂きました。
すでにプロジェクトとしては成立していますので、欲しい方はぜひCerevo DASHで支援を。
本体操作不要! ネット経由で設定できるいままでにない目覚まし「Alarm BRICK」by Cerevo
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「レンガのようなシンプルさとネット接続による拡張性を目覚ましに。」
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Cerevo DASHを運営するCerevoの代表取締役の岩佐氏が企画したのは、ネット接続で様々な拡張性を持つ目覚まし時計。ネット上の萌え声を目覚ましの音声として使ったり、GoogleカレンダーやiPhoneのカレンダーにあわせて目覚ましを鳴らしたり、TwitterやFacebookのメッセージ到着にあわせて音をならしたり。こちらもプログラム次第で様々な使い方ができるガジェットです。
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まだ試作品のようでしたが、アルミ削り出しのシンプルなデザインも特長。ネット接続しているので時間も狂いません(ネットが切れない限り)。
おしゃれな時計と思わせておいて突然しゃべらせて驚かせるとか、アンビエント(環境的な?)なコミュニケーションツールとして使うとか、目覚ましとしてというより卓上時計として遊べそうなガジェットだと思いました。
各ガジェットの企画者の皆様、AMN、ブロガーの皆様、ありがとうございました。

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