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今日はCEATEC2012に行ってきました。去年とはかなり雰囲気が変わっており、テレビや3Dは姿を潜め、スマート家電や電気自動車とスマートフォンとの連携、Windows8に向けたPCなどが目立っていましたね。でもスマートライフ的なコンセプト展示が多く目玉商品や技術に欠けるからか、かなり元気が無い雰囲気なのが気になりました。


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まずはソニー。10/26発売予定のフルサイズデジタル一眼のα99。
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いつもEVFを使っているので、EVFになったらとかは良く分かりませんが、軽快に撮影できますね。
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そしてフルサイズコンデジRX1は展示だけで触れず。でも本当にコンパクトですね。
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VAIO Duo 11。Windows8タブレット風ですが、
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ワンタッチで立ち上がりキーボードが現れます。
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キーボードの領域は狭いので、パームレストやタッチバッドは無く、キーボードにポインティングスティックが付いています。キータッチはかなり浅めですが、普通に打てますね。筆圧感知対応の静電式タッチパネル機能をサポートしており、デジタイザースタイラスも使用可能。
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立ち上がった時のVAIOの文字が良いですね。
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左右にはUSB 3.0端子×2、アナログRGB端子、HDMI端子、カードスロットが付いています。厚みは17.85mmで約1.3kgです。
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VAIO Tap 20。こちらは大きなマルチタッチ対応Windows8タブレットのようなの。バッテリーを搭載しており約5.2kg。
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スタンドで角度を調整できます。
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やっぱり実際触ってみれるのが良いですね。
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新型PS3。
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84型4K対応ブラビアKD-84X9000。やっぱり4K(3840×2160画素)は綺麗ですね。アップコンバートされた映像もはっきり違いが分かるくらい鮮明さが増していました。11/23発売予定で168万円。
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パナソニックはスマート家電へ!ということで、スマート家電の展示が中心でしたが、
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やっぱり、こっちの方が気になるw
DMC-GH3です。これも展示のみで触れず。
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GH3の中身。
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Let’s note AX2。レッツノート初のUltrabook機ということで、重量は約1.14kgで強度等は既存のレッツノートと変わらないそうです。
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液晶ディスプレイはぐるっと後ろまで折り畳む事ができます。
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この状態だとタブレットのように使う事ができます。厚さは19mm。
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さらに面白いのは電源がオンの状態のままバッテリー交換可能なホットスワップ機能を搭載。交換バッテリーの他に内蔵バッテリーを搭載しており、内蔵バッテリーだけで3時間、交換バッテリーが6.5時間。予備バッテリーを持っていれば約16時間も稼動できるそう。なかなか良いですね。
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20型4K IPSα液晶パネル。地図なんかの表示でも細かいところまで読み取れる精細さ。
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スーパーハイビジョン用145型8Kプラズマディスプレイ。圧倒的なリアリティです。
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東芝もHEMSの展示がメインでしたが、
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Windows8を搭載した12.5型タッチパネル採用のUltrabook新製品も参考出展。これもタブレットスタイルとノートPCスタイルに変形します。
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富士通も参考出展。
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シャープの展示はユニークでした。シースルー太陽電池とか、
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映り込みが少なく高コンストラストのモスアイパネルなど。
映り込みは結構気になることが多く、いくら4Kで綺麗になっても映り込みがあると一気に没入感が削がれるので、良い目の付けどころですね。
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ドコモでは、2012年冬モデル4機種を先行展示。ケース内で触る事は出来ませんが。
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N-02E ONE PIECE。ONE PIECEとのコラボモデルですね。
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ディズニーとのコラボモデル Disney Mobile on docomo N-03E。
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XPERIA AX SO-01E
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GALAXY Note II SC-02E
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R&DのGrip UI。握る事でスマートフォンを操作できるUI。片手で操作できるUIを検討しているのだとか。
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スマートフォン側面にセンサーがあり、特定の押し方や他の操作との組み合わせを操作のショートカットとして割り当てる事ができるそうです。
使ってみた感じではまだ反応が悪かったりタッチの方が速かったりで実用にはまだまだな感じ。ハードキーとかを使った方がよさそう。
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側面センサーの様子。
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同じくR&Dのibeam。視線でコントロールできるUI。
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tobiiの技術を使っているようですね。よく見ると下のセンサー部分は厚みがあります。
tobiiの視線コントロールは以前も使ってみた事があるのですが、精度はあまり変わらず。メガネが外光を反射して使えなかったので、メガネを外して試しましたが、意外とちゃんと視線が合うもののちょっと思った通りコントロールするのは大変な感じ。
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ハンズフリービデオフォン。メガネに付けられた超広角カメラの複数の映像から、正面から撮影しているような姿に合成。
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NECのMEDIAS TAB UL N-08D。
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初めて触りましたが、約249gは本当に軽いですね。
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KDDIはAndroidアプリが動く多チャンネル放送用のSTB、Smart TV Boxを参考出展。
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日本メーカーが元気が無い中、初出展のHuaweiが気合いが入っていました。Ascend HW-01Eをアピール。ゲームをしてみましたが、軽快に動いていました。
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今回目立ったのは車メーカーの出展。
トヨタは1人乗りコンセプトEV「Smart INSECT」を出展。
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日産は巨大なスペースを借りて、電気自動車「リーフ」をベースに自動運転機能を搭載したNSC-2015で、自動駐車をデモ。残念ながら今日の午後はデモしていませんでしたが。
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日産 副社長 山下光彦氏、ジャーナリスト 木村太郎氏、スタンフォード自動車研究センター エグゼクティブディレクター スヴェン・バイカー博士、スタンフォード大学 コミュニケーション学部 教授 クリフォード・ナス教授による「走りはじめたロボットカー〜EVが拓く自動運転の世界〜」というコンファレンスが一番面白かったです。
自動運転なんて日本で実現するのはずーと先だろうなと思っていましたが、交通事故をゼロにしたい、ストレスから開放したいという思いで着実に進めている日産と、軍(DARPA)の要望などで先に進んでいる感があるアメリカの状況など、車のインテリジェント化、フレンドリー化にかける思いや状況、課題などが良く分かりました。
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ソニー 取締役 代表執行役 副会長 中鉢良治氏による「イノベーションによって切り開くIT・エレクトロニクス産業の未来」も日本のIT・エレクトロニクス業界が置かれている窮状と、それを切り開くイノベーションの事例としてソニーのBlu-ray技術の医療分野への展開やオムロンとの提携など、面白い話でした。
CEATECってCombined Exhibition of Advanced Technologiesで、IT・エレクトロニクス分野の先進技術の展示会だと思うので、スマートライフなどのコンセプト展示でなく、もっと日本/アジアの先進技術やイノベーションを見れる場になったら良いな。

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