Xperia ZとXperia Tablet Z やっぱりSONYは最高だZを目指すべき

Sony SO-02E,0.025 sec (1/40),f/2.4,ISO400,0 EV,[original]

昨晩はFans:Fansの紹介で、 ソニーモバイルコミュニケーションズ主催「Xperiaワールド タッチ&トライ ブロガーミーティング」に参加してきました。当日発表されたばかりのXperia Tablet ZとCESで発表されたXperia Zを存分に触る事ができました。(ただし試作機なので製品と違うところがあるかもしれません)
写真はXperia Zで撮影したXperia ZとXperia Tablet Zです。



まずは、Xperia Z。5インチフルHDディスプレイ搭載でちょっと大きく感じますが、持ち心地はなかなか良いです。

何と言っても7.9mmのフルフラットな筐体はシンプルで、湾曲しているよりも好きです。
側面に付いている電源ボタンもアクセントになっていますね。フレームの端はカーブしているので、角が痛いなんてこともなく手にフィットします。

電源ボタンはこのように自然に押すことができます(がつい癖で上側面を探してしまう^^;)。

前面だけでなく背面もガラスで覆われており、なかなか綺麗で上品な光沢をしています。

防水防塵なので、端子類はカバーで覆われています。このカバーの耐久性が少し気になりますね。

SIMやmicroSDも側面カバーを開けて入れるようになっています。バッテリーは交換できません。充電はUSBを接続しなくても出来るように充電用の端子が付いています。

ここの角に少し隙間があるのはストラップホールのようです。デザインを活かして良く出来ていますね。

黒の他に白とパープルのモデルがあります。白もすっきりとした印象。

これが卓上ホルダ。充電機能しかないのが少し残念ですが、防水モデルなので仕方ないかな。本体の色に合わせたものが同梱されるそうです。

卓上ホルダに差すとこんな感じ。格好よいです。

パープルもなかなか落ち着いた良い色でした。

5インチフルHD(1920×1080)のReality Displayの発色や精細さは見事。443dpiですからね。これだけでも欲しくなる。

動画もスムーズにとても綺麗に再生されていました。モバイルブラビアエンジン2も搭載です。

初期のホーム画面などはこんな感じ。

端末情報とXperiaの設定。Androidは4.1.2です。


アプリはこのようなものが搭載されています。docomoやSonyの独自アプリが目立ちますね。Sonyはアプリをもっと他の端末でも動くようにしてくれれば積極的に使いたいと思うのですが、(さすがにXperiaだけしか使わないようにはならないので)Xperiaだけでしか動かないならあまり使いたくないな。

クアッドコアCPUで高性能なのは良いですが、気になるのはバッテリーの持ち。体験でも色々使っているとかなりバッテリーを消費しました。少しでもバッテリーの消費を減らすために、アプリ一覧から「全アプリ終了」を選択できるようになりました。
電卓やメモなどのミニアプリにも対応しています。

Exmor RS for mobile搭載の1310万画素カメラで写真やムービーを簡単に撮影する事ができます。写真と動画のモード切替は不要で、動画撮影中に写真撮影なんて事もできます。
おまかせオートで最適なシーン設定を自動選択して撮影することも出来ます。

ビデオHDRなんて機能もついてますね。

Sony SO-02E,0.1 sec (1/10),f/2.4,ISO1000,0 EV,[original]

Sony SO-02E,0.025 sec (1/40),f/2.4,ISO250,0 EV,[original]

これらがXperia Zで撮影した写真。デジカメには及びませんがなかなか綺麗に撮影できますね。

Sony SO-02E,0.031 sec (1/32),f/2.4,ISO160,0 EV,[original]

このような多彩なエフェクトをかける事も可能です。

連写もとても高速に行うことができます。

その他、面白かったのは様々な機器との連携。
Devicesを選ぶと、

LAN上のBDレコーダやnasneが見つかり、録画されている番組をワイヤレスでおでかけ転送することができます。サイズはVGAですが、まあまあ綺麗に(ワンセグよりは圧倒的に綺麗)番組視聴することが可能です。転送にはそれなりの時間がかかるようです。
LAN内でDLNAで視聴する事ももちろん可能。その場合は720Pになるとか。
せっかくのフルHDディスプレイなので、フルHDで視聴できないのは残念ですが、そこはNWの速度等の問題のようです。

Bluetoothスピーカーとの接続もNFCを使って簡単になっています。Xperia Z背面のNFCのマークとBluetoothスピーカー/イヤホンのNFCのマークを合わせるだけで、接続/切断が出来るようになっています。最初のペアリングもNFCのマークをあわせるだけでできるようになっているそう。Bluetoothって、接続が面倒だったり、複数の機器を使い分けたい時にさらに面倒だったりするのですが、この簡単さは良いですね。

Personal Contents StationともNFCで簡単に接続してバックアップをとったりできるようです。さらにAVCHDの動画を自動変換して、Xperia ZやXperia Tablet Zで視聴できるようにもしてくれるようです。

アクセサリも色々出るみたいです。
ドコモよりSO-02Eとして発売予定ですが、NOTTV、おくだけ充電を除きほぼ全部入りで、赤外線通信、おサイフケータイ、ワンセグ、防水などにも対応です。

次は、Xperia Tablet Z。こちらもXperia Zと似たようなデザイン、機能になっています。

厚さ6.9mmのフルフラットデザインや10.1インチで重量495gというのも良い感じ。
左側面上にはアンテナが付いています。

背面はXperia Zと異なり、マットな仕上げ。こちらもクレードルは同梱されるようです。

黒と白のモデルがあります。

やはり防水モデルなので、SIMやmicroSD, USBなどの端子はカバーで覆われています。

下側の左右の隅には、ステレオマイクが搭載されておりS-Forceフロントサラウンド3Dで音が楽しめるようになっています。まあ感動するほどの音ではありませんでしたが。

やはりディスプレイは綺麗。10.1インチ1920×1200の解像度で発色も鮮やか。

キーボード付きのレザーカバーなんてのも展示してありました。

閉じたところ。

カバーの上部にXperia Tablet Zをはめ込むような感じになってます。

メモアプリなどタブレットのサイズ用にカスタマイズしてあるようです。

Xperia Zで撮影した写真をNFCでXperia Tablet Zに送るなんてのもやってみました。
お互いのNFCのマークをあわせて、「タップしてビーム」します。

ちょっと転送には時間がかかりますが、無事に転送され、Xperia Tablet Zで表示されました。
Xperia Tablet Zの方はすこしタッチが効きにくいことがありましたが、これは試作機だからだと思います。Xperia Tablet Zは、おサイフケータイ、赤外線通信、おくだけ充電、iコンシェル、ドライブネット、i Bodymoには対応せず、NOTTV、ワンセグ、防水には対応します。
Wi-Fiのみのモデルがないのがちょっと残念。

Xperia ZもXperia Tablet Zもの凄くサクサク動くし、スペックやデザインも非の付けどころがなく、とても気に入りました。唯一気になるのは体験では分からなかったバッテリーの持ちかな。
SONYがVAIOなどで最高の製品を出す時に使うZを冠したスマートフォンとタブレット。最近Galaxyなどに比べて、一世代前のスペックや機能になっていて残念な想いをしていただけに、これは期待が持てます。勝手な想いですが、やっぱりソニーには最高の製品を作り続けて欲しいと思います。

お土産にモバイルバッテリーやバッジ、クリーニングクロスを頂きました。
ソニーモバイルコミュニケーションズ、AMNの皆様、参加のブロガーの皆様、ありがとうございました。

saya: