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昨日は、株式会社カワダによるナノブロックアンバサダーイベント第1弾「ナノブロックの世界へようこそ」に参加してきました。
2008年10月に誕生したnanoblockは世界50の国・地域に販売されるヒット商品ですが、その誕生に至る歴史や今年新発売の「nanoblock+」の開発秘話などをお聞きすることができ、さらにそのnanoblock+の組み立てを体験することができました。


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株式会社カワダの社長や取締役自らブロックにかける熱い想いを語られていました。
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ナノブロックの原点はブロックキャップ。黒と赤の鉛筆のキャップをつなげた文房具だそう。あまり売れず困っていたところ、つなげて遊べる形状に着目し店頭で実演販売した結果ヒット商品になったとか。
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1962年ブロックキャップをもとにして生まれたのが「ダイヤブロック」。初代ダイヤブロック(写真中央上)は白以外は透明部品で、作った作品がキラキラ輝くのでダイヤブロックと名付けられたとか。
ダイヤブロックの歴史も語って頂きましたが、長くなるので省略。気になる方はこちらをご覧下さい。
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長く子供用玩具だったダイヤブロックでしたが、2005年には「メカビルダー・戦艦大和」という全長70cmの大型セットが登場したり、2006年には「ブロックパズル キャラビルダー」というキャラクター商品が支持されたりして大人も楽しめるブロックという市場が見えてきたそう。
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実はすでに90年代後半に小さなブロックの試作品は開発されていたが、技術的・コスト的課題のためお蔵入りになっていたそう。2006年、大人向きの市場に挑戦するため、この課題を乗り越え誕生したのがナノブロック。
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でも第1弾も第2弾も売れ行きはぱっとせず。悩んだ開発者は包装材の見本市でお茶の葉を入れるアルミの袋を見つけ、これに一つだけ作れる120ピース程度のセットを入れて安価に販売する方法を考案。
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このミニコレクションシリーズがヒットして、さらに情景シリーズも好評。
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ポケモンなどのキャラクター商品も。
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海外のニーズに合わせて海外だけで販売されているモデルなんかもあるそうです。
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さらに今年より高年齢層向きのnanoGauge(ナノゲージ)なる商品も発売したのだとか。Nゲージをナノブロックで作った列車が走ります。
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さらに情景シリーズやジオラマ用の新商品と組み合わせて、ジオラマ作りなんてこともできます。
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さらに今年の11月にはチョロQとnanoblockがコラボした商品も発売されます。スマホで運転できるのですね。トランスフォーマーモデルもあります。
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ナノブロックは大人向きブロックであったがゆえに、子供が興味を示しても買ってもらえなかったり、作れなかったりなんて問題も。
子供でも遊べ、リアルなモノを作れる、簡単で他にはないブロックを作ろうと試行錯誤が続いたそう。
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そして新たに考え出されたのが立方体モジュール。ブロックの基本形を一辺6mmの立方体にすることで、タテにもヨコにも自由に組めるブロックを実現。
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なので2面に出っ張りが付いていたり穴が空いていたり。
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ブロックでの表現力が向上して、特化パーツを使わなくてもかなりの造形をきれいに表現できるようになったそう。
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こんな風に格好の良い造形も可能。可動部分を作るのにも便利ですね。
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出っ張りは1.5mmとnanoblockの1.75mmよりも小さく、その結果小さくてもはずし易くなっています。少し力を入れると壊れやすいとも言えるかも。
こういう特徴をもった新たなブロックが「ナノブロックプラス(nanoblock+)」。
ナノブロックとはつながらないそうですが、ナノブロックよりは少し大きく使いやすくなっていますので、子供でも遊びやすいし、大人まで一緒に楽しめる。パーツが小さく、立方体モジュールで凝った造形もできることで、パッケージどおりの作品を完成させるだけでなく、自由に創作を楽しんで欲しい。そんな想いがこもった商品がnanoblock+になっています。
立方体でタテにもヨコにもという発想は聞いてしまうと今までなんでそうじゃなかったの?と思うくらいの衝撃でした。
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キティやポケモンとのコラボも。
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プレゼンのあとは、nanoblock+の組立体験もさせて頂きました。
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私が作ったのは「ホイールローダー」。ブロックと組み立て説明書が付いています。
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ブロックは小分けで袋に入っていますが、特に作成順とかじゃなくて、ブロックの種類で分かれています。生産管理の都合らしいですね。
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説明書通り作っていきます。間違えやすいパーツがあるので、よく見ないと後戻りすることも。ステップが一気に進んでいたりするところがあったり、立体のパースの角度が誤解しそうな角度だったりするので、小さな子供には少し難しいかなと感じました。親が教えてあげれば良いかも知れませんが。
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久しぶりにブロックを作ったので少し時間がかかりましたが、なんとか時間内に完成しました。間に合わなかった参加者も多数。
ショベルの部分は2カ所可動したりと良くできています。
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このnanoblock+は持ち帰ることができましたので、家に帰ってから14歳の上の子にもチャレンジしてもらいましたが、このブログ記事を書いている間にさっさと作ってしまいました。ブロックは苦手と言っていましたが、このくらいの歳ならあの説明書でも一人で難なく作れるみたいですね。
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お土産にこちらのnanoblockも頂きました。こちらはまだ作っていないです(^ ^;)
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ちなみに11月上旬〜1月下旬までnanoblock AWARD 2014-2015が開催されるそうです。
nanoblock+、とても楽しく創作意欲を刺激されました。なんか作ってみたいな。
カワダ、AMN、参加ブロガーの皆様、ありがとうございました。
Amazon: ナノブロックプラス
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