ヤマハマリン体験会 ボートレジャー文化を育てたいとの思いからレンタルボートサービス、免許取得サポートなどを実施


先日のヤマハ発動機のヤマハマリン体験会でレンタルボートで楽しむ川や海から眺める都会の風景を楽しみましたが、こういった楽しみ方を提案し、免許の取得のサポートから手軽に楽しめる機会の提供などまでトータルでボートレジャー文化を育てようとしているのがヤマハ発動機。ちょうどバイク教室をやっていたり、ヤマハが音楽教室をやっているように。
ボートが大好きなスタッフからヤマハ発動機の取り組みをお聞きしました。



ヤマハ発動機が設立された1955年の2年前、創業者川上源一氏は約3ヶ月の欧米視察旅行へ行ったとき、米国のマリンレジャー文化に触れ、日本にもこうした光景が見られる時代がくると確信。自らもマリンレジャーの本質を知るためにはナマコでヨットを楽しんでいたが、舶来の船外機の故障の多さに辟易。二輪車エンジンを手がけているのだから船外機もできるに違いないと1957年船外機の事業化を決定し、開発を指示したのだとか。
また、1958年カタリナレースを視察した時に、アーチェリーやボートがプラスチック製であることに驚き、即座にFRP(ガラス繊維強化プラスチック)の研究を指示。ボートやプールの開発につながったそう。

このような背景でヤマハ発動機のマリン事業は、小型エンジン技術、FRP技術、制御技術をコアとして、ボートの船外機、ボート、水上オートバイ、スイミングプールなどに広がっているそう。詳しくはマリン事業50周年記念コンテンツで。

現在、船外機、水上オートバイは世界シェアNo.1、ボート、FRPプールは日本シェアNo.1らしいですね。プールは意外でしたが、今スクールプールの半分弱がFRP製で、その90%強がヤマハ製なのだとか。

ボートは結構なお値段がするので、ボートでのクルージングというのはお金持ちのレジャーというイメージを持っていましたが、より手軽に楽しめるようにヤマハ発動機はSea-Styleという会員制レンタルボートサービスを行っているそうです。

全国で約140ヶ所のマリーナで利用可能で、ハワイでもレンタルできるそう。

初心者でも安心して使えるように、GPSナビ付き、ボート保険加入済。レンタル用品も多数あり、手ぶらで利用可能。各種スクールもあるので、操船が不安でも大丈夫とか。

さらにレンタルできるだけでなく、遊び方まで踏み込んで提案。様々な海遊びプランを展開しているそうです。

ちなみに休日の東京リバークルーズの場合、ボート利用料が10300円、燃料代が4000円で、5名で利用した場合、一人当たり2860円とかなりお手頃な価格で楽しめるそう。
(Sea-Styleの入会金21600円や月会費3240円が別途かかります)(2014.11現在)

水上バイクだけを借りたいという人には、月会費が1620円のSea-Style JETというのもあるそう。こちらは全国20ヶ所で利用可能。

もちろん操船にはボート免許が必要。外洋に出るには1級が必要だけど、普通の用途であれは2級で十分とか。

2級免許を取るには、学科講習1日、実技講習1日、国家試験1日の3日間で取得できるのだとか。しかも合格率はかなり高い試験だそう。

学科講習をeラーニングでPCやタブレットとかで行えるスマ免コースなんてのもあります。こちらだと2日間、さらに実技講習と国家試験が同日になる1日で取得可能なコースなんてのもあるそう。
ちなみに免許取得にかかる費用は、国家試験関連が34180円、受講料がレギュラーコースで64820円、スマ免コースで54720円(2014.11現在)

美味しいランチをいただいたから言うわけではありませんがw、ボートレジャーが意外に手軽に近くでも楽しむことができることが分かりました。これは知らない人が多いんじゃないかな。
ブロガーマリン体験会第1弾に参加したブロガーの知り合いも続々取得したりしていますね。私も取ってみようかな。

最後にヤマハで見せていただいた最上位クラスのプレミアムボートEXULTの写真を掲載しておきます。こんなボートに乗れたら良いですね。


デッキには釣りを楽しむ椅子が。

デッキから操船も可能になっています。

中はこんなに豪華。



ベッドも大きいですね。外も見えます。

もう一つベッド。

トイレももちろんあります。


2Fの操船席


その前には前方を眺められるソファーも。

スクリューはこんな風になっているのですね。
暮らせそうなくらい豪華なこのボートのお値段は、7840万ほどでした。これも2級免許で操船できるそう。
誰か買って乗せてくださいw
ヤマハ発動機、AMN、参加ブロガーの皆さん、ありがとうございました。

saya: