プラハでは地元の食通さんがおすすめするプラハの美味しいところを巡るグルメツアー「PRAGUE FOODIE TOUR」に参加しました。ガイドのfoodpioneer(Anna Grosmanová)さんによる詳しい説明付きで、一緒に美味しく楽しい時間を過ごすことができました。
PRAGUE FOODIE TOUR
最初は「onesip coffie」さん。
コーヒーの果実で作ったお茶で甘酸っぱい味がするものにリキュールが入っていてかなり温まります。
次は、Divadlo v Dlouhé劇場のすぐ近くにある2つお店を紹介していただきました。
1つ目は「Sisters, chlebíčky Praha」さん。
野菜にこだわった見た目も美しく美味しそうなカナッペを販売されています。
半分に切っていただいて試食させていただきました。
S CELEROVOU REMULÁDOU（セロリのレムラード）
S ŘEPNOU POMAZÁNKOU A KOZÍM SÝREM（ビートとヤギのチーズスプレッド）
味もなかなか良くて他のも食べてみたくなりました。
Sistersの向かいにあるお肉屋さんが「Naše maso」さん。
貴重なフレックフィー種を使った熟成肉などを売っているそう。
ガイドのAnnaさんは以前この店で働いており、ソーセージを作ったりしていたとか。
ソーセージ、レバーペースト、ミートローフなどをいただきました。
次は「Lokál Dlouhááá」さんへ。
ここは地元の人で賑わうパブ・レストランです。窓や壁にはユニークな絵が書かれています。
大きなタンクでビールが直送され、メンテナンスも良いため、美味しいビールが飲める店だとか。
ビールの注ぎ方は、ピルスナー・ウルケル工場のタッピングスクールで教えてもらったようなのがありました。
私はMilkoを注文。とっても口当たりが良くて飲みやすいですね。
Prague ham with creamy whipped horseradish
ホースラディッシュが入ったホイップクリームはハムの旨味にまろやかさと刺激を加えて美味しいですね。
Chicken breast fried in butter
フライドチキンはもちろんビールに良く合います。
もう少しビールが欲しいと小サイズのビールを注文。チェコ人がガンガンビールを飲むので小サイズを頼む人は少ないそう。
泡が無くなる前に飲み干すのが美味しい飲み方だとか。
Roast pork neck with braised cabbage
こちらの肉も柔らかくて少し濃い目の味付けでビールと合いました。
さらに、中庭のようなところに入ったところにあるワイン屋「BOKOVKA」さんへ。
表通りに看板はないので、知る人ぞ知るお店という雰囲気です。
中にはズラリとワインが並びます。
チェコはモラヴィア地方でワインを生産していますが、ワイン生産量よりも消費量の方が多く、チェコワインはあまり輸出されていないそうです。
こんな隠れ家風の雰囲気の良いお店で、お店の方のおすすめのワインを試飲させていただきました。
チェコでは日照量があまりないため、赤ワインの製造は少ないらしいです。
食べ物じゃないユニークなものも教えていただきました。「Palác YMCA」さんの中に。
降りる時も飛び降ります。
ちょっとしたアトラクションで面白いですね。
チェコでは他のビルとかでもあり、珍しいものではないみたいですが。
次は「Maso a kobliha」さん。
お肉屋さんだけあって、ここのミートローフは美味しかったですね。
2人に１つだったので、うまく半分に切る小技なんかも教えていただきました。
真ん中にナイフを突き刺して、下に切ります。さらに、ひっくり返して切ると、
クリームがこぼれず見事な断面に切ることができます。
色々応用できそうなテクニックでした。
最後は「Eska Restaurace」さん。ここは少し外れた位置にありますので、トラムで移動しました。
ここのお店は伝統的なチェコ料理に新しい創作を加えることで、とてもユニークな料理を提供されています。
発酵したねっとり濃厚な食材を使う点は、日本料理と通じる物がある感じがしました。
最後は本当にお腹いっぱいで大満足のフードツアーでした。ガイドさんもとても楽しい方でした。
こういう現地の人と共に、現地の人が愛するお店を巡るツアーっていうのも良いですね。いろんな街でやってほしい。
主催：チェコ政府観光局
企画：Linkトラベラーズ