チェコ共和国の東半分、モラヴィア地方の中心でチェコ第2の都市がブルノです。この地方の文化・学問の中心で多くの大学、美術館、博物館、図書館などがあります。メンデルの法則で有名なメンデルが司祭として生活しながらエンドウマメの交配実験を行ったのもブルノの修道院だそう。
ガイドをしていただいたパヴェルさん。2枚目ですがとてもおしゃべりで面白い方です。ブルノの人はプラハに対する対抗心が強く、また真面目なプラハ人に対して陽気なブルノ人という感じで、ちょうど東京と大阪の関係みたいで、ガイドというより漫才をされていました。
ブルノの街の中心部はそれほど大きくなく、街並みも素敵なので、街歩きが楽しいですね。
ブルノのクリスマスマーケットについてはすでに書きましたので、それ以外について。
入り口のゴシック様式の石細工は、アントン・ピルグリムによって造られたもの。真ん中や左端の塔が曲がっているのは、十分な報酬が得られなかったための嫌がらせだとか(技術アピールと言う説も)。
http://www.czechtourism.com/jp/c/brno-old-town-hall/
聖ヤコブ教会
ステンドグラスじゃなくて、白い窓で白い壁の白が美しい教会です。
http://www.czechtourism.com/jp/c/brno-st-james-church/
中世のペストやコレラ、三十年戦争で亡くなった5万人の骨が埋葬されています。ヨーロッパでパリに継ぎ、2番目の規模だそう。
2001年に発見されるまで忘れられていたとか。
その数に圧倒されますが、それがアート風に展示されているのもすごいです。
http://www.czechtourism.com/jp/c/brno-st-james-ossuary/
先程のコメンスキー教会へ伸びる道が眼下にあり、トラムなどが走る姿も眺められます。
聖ペテロ聖パウロ大聖堂
とても大きな大聖堂ですが、残念ながら中の撮影はできません。
主催:チェコ政府観光局
企画:Linkトラベラーズ