【AD】リビングで映画に没入 広色域True 4K HDRプロジェクター BenQ HT5550 #BenQアンバサダー

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リビングに導入したDIYなホームシアター環境。5.1chスピーカーやAVアンプは常時使っていますが、持っているプロジェクターはフルHDなので、すっかり58インチ4Kテレビに取って代わられてしまいました。そんな中、興味を持っていた本格的かつコンパクトな4KプロジェクターBenQ HT5550をレビューする機会に恵まれましたので、その使用感をレポートしたいと思います。

2年前のBenQの4K UHDプロジェクターHT8050の体験会ではその美しい映像に圧倒されました。でもその筐体の大きさはうちのリビングにはとても置けない大きさ。コンパクト化を待ち望んでいたところ、その映像美はほぼそのままにコンパクト化が実現。本格的な映像体験を楽しめる4KプロジェクターとしてBenQ HT5550が登場しました。

HT5550はHT8050同様、DLP方式で4KUHD画素を持つプロジェクターなので、他の4Kエンハンスメントプロジェクターと違って真の4K解像度と色のズレが発生しないのが特長。さらにTHX認証ではないようですが、DCI-P3 / Rec.709 色域カバー率100%とか100,000:1のダイナミックコントラストとか、スペック的にもかなり魅力的ですね。

その大きさはホームシアター用プロジェクターとしては大きめですが、HT8050と比較すると圧倒的にコンパクトで軽量天吊りすることも可能ですね。流線型でブラックな筐体に大きなレンズが印象的で格好良い。今回は短期間の借用ということで、今まで使っていた台の上に少し高さを加えるため、プロジェクターの外箱の上に設置しました。

本体上部に直感的に調整できるレンズシフトのレバーが付いてます。特に上下はかなりシフトできます。

ピントはレンズリングを回すことで簡単に調整できますね。ズームも奥のレンズリングに付いているレバーを回すだけで簡単に調整できます。
レンズシフトと1.6倍のズームでかなりプロジェクター設置場所の自由度が高まります
電動スクリーンから3mほど離れた位置に設置して、100インチの大画面を投影できるようにしました。

背面の端子も豊富。HDMIは2ポートで共にHDMI2.0b&HDCP2.2対応。USB Type Aはメディアリーダー用USB3.0, USB2.0, 電源用の3ポート。
その他、ファームウェアアップグレード用USB Type miniBポート, Audio out(3.5mm Mini Jack), DC 12V Trigger (3.5mm Jack), LAN controlなどがあります。コントロール用のボタンも付いてますね。

リモコン操作ももちろん可能。暗いところでも操作できるようにバックライトも点灯します。
少しボタンが多すぎる感じもしますが、下の方は機能のショートカットになってます。

こちらのプロジェクターはスピーカーは付属していないので、サラウンドスピーカーに接続したAVアンプとHDMI接続して使うのが良いです。
AVアンプには、Blu-rayレコーダー、BS4KチューナーAmazon FireTV Stick 4KPlayStation 4 Proなどが接続されているので、これらのコンテンツ、特に4K映像を中心に楽しんでみました。

設置時の設定は4ステップ。まずは設置の向き。

言語設定。

歪み補正。ここはなるべく使う必要がないように設置を行うほうが、画質的には良いです。

自動的に入力ソースを検出するかの設定。通常オンで良いと思います。以上で初期設定完了です。
工場出荷時に各種設定項目やDCI-P3とRec.709に基づく出力についてテスト・調整されています。色について細かな調整をしなくても適切な色で映像を楽しめるというのはプロジェクターで最も重要な点だと思うので、これはとても好感が持てますね。

部屋を暗くして4KチューナーでBS4Kの番組を観てみましたが、かなりの感動ものですね。BS4Kの映像はもともと美しい映像が多いのですが、100インチ大画面でも画素感やにじみが感じられない新の4K画素による精細な表現違和感のない色調表現黒の沈み込みなどが素晴らしいですね。
4K HDR(HLG)の映画を観たときは本当に映画館で観ているような没入感が感じられました。

ただ一点、このプロジェクターはデフォルトではRec.709の色域表現になっていて、DCI-P3の色域にするにはメニューから設定で変更する必要があります。メニューのピクチャで詳細設定を押して、

ワイド色域をオンに変更する必要があります。ここでオン・オフを切り替えることで、その効果がわかりやすいのですが、赤などがとても鮮やかになり、しかも不自然でない表現になりました
DCI-P3色域100%カバーはHT5550の売りの一つなのに、なぜこのような奥まった設定で変更する必要があるのか少し疑問ですね。初期設定時やリモコンボタンで変更できるようにすべきでは?と感じました。

BS4Kだけでなく、Amazon Fire TV Stick 4Kなどでも、4K映画やドラマを楽しみましたが、やはりその精細感が良いですね。

フルHDの動画の試聴やBlu-rayレコーダーで録画番組などの試聴は少し画像の粗さが気になってしまいましたが、その色表現はさすが。
YouTubeの4K動画の試聴、PS4 Proのゲームなどは100インチ大画面で楽しめてとても良いですね。(写真は撮影した4K動画を投影しているところ)

真っ暗にしなくてもある程度明るさがある中でも映像を楽しめます。この場合、暗部の表現は見づらくなってしまいますので、色域を絞ったほうが良いです。

HDRモードでない場合はピクチャーモードを変更することができますので、映画を観るとき真っ暗な場合はD.Cinemaモードある程度明かりがある場合はシネマモードにしたほうが見やすいですね。

BenQ HT5550で観る4K HDR映画は設定不要で意図した表現が再現でき、まるで映画館のような没入感。リビングのホームシアター環境をまた再構築したいなと思わせるホームプロジェクターでした。

BenQでは、ブログ、SNSなどで情報を発信する人向けに新製品のイベントやモニター企画、投稿企画などを行っています。興味ある方はBenQアンバサダープログラムに登録して下さい。

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