8/20のASUS新商品発表会にNTTぷらら(ひかりTVショッピング)からの招待で参加してきました。ASUSから国内発売が発表されたのは、もう一つのディスプレイScreenPad+が注目のWindowsノートパソコン ASUS ZenBook Pro Duo, ZenBook 14/15, 回転式カメラが面白いAndroidスマートフォン ASUS ZenFone 6です。まずは、ZenBookについて書きたいと思います。
ASUSTeK Computer Inc. Jonney Shih 会長
ASUSは1989年の創立以来、マザーボードメーカーとして有名なだけでなく、ノートPC、ネットブックなどで数々の世界初の製品を生み出したとてもイノベーティブな台湾メーカー。
有名な製品としては、ネットブックEeePC, ランボルギーニデザインのVX1, タブレットNexus 7, ウルトラブックTAICHIなどがあり、ノートPC ZenBook, スマートフォンZenFoneなどを販売しています。
そして創立30周年を迎える今年、イノベーティブなASUSを象徴する製品として発売されるのが、
ZenFone6とZenBook Pro Duoになります。
ASUS Japan システムビジネス事業部 プロダクトマネージャー 杉田 雄士 氏
ASUS ZenBook Pro Duoは、世界初のデュアル4Kディスプレイ搭載の15.6インチノートPC。
キーボードの上部にもう一つの4KディスプレイScreenPad+を搭載します。
ScreenPad+があるためにキーボードが手前になるので、パームレストも付属します。ペンも付属です。
MacBook Proのようなファンクションキーがディスプレイになるものや、キーボード面が前面ディスプレイなのはありましたが、キーボード付きでデュアルディスプレイなノートPCというのは面白いですね。
メインディスプレイは3,840×2,160の4K UHD OLEDディスプレイ。DCI-P3 100%, sRGB 133%。
セカンドディスプレイのScreenPad+も手を抜いておらず、3,840×1,100の解像度。
両方タッチパネルになっています。
Windowsからは2つのディスプレイとして認識されています。さらにHDMIとThunderbolt 3(USB-C)で2つの外部ディスプレイを接続することも可能だとか。
セカンドスクリーンのScreenPad+を活用すると今までにない様々な操作が可能。
まずはデュアルディスプレイとしてメインディスプレイに表示しているアプリをScreenPad+に移動したり戻したりできます。
メインディスプレイ、セカンドディスプレイをつなげて、大画面として使うことも可能。
3,840×3,260の大画面として使うことができます。ヒンジ部分はScreenPad+よりも下になっているので、境界が細くて繋がりを感じやすくなってますね。
ScreenPad+をアプリの管理画面として使うこともできます。
さらによく使うアプリのグループを登録しておくと、メインディスプレイ、セカンドディスプレイにワンタッチで配置することができます。
こんな感じでタスクグループが登録してあると、メニューから選ぶだけで、
一度に表示されます。(写真ではカレンダーがまだ表示されていませんが)
ScreenPad+の領域を最大3分割して利用することもできます。
メニューやキーでワンタッチでメインディスプレイとセカンドディスプレイの内容を入れ替えることもできます。
ScreenPad+を手書き入力領域にすることもできます。
手書きの日本語も認識可能。
このScreenPad+を使って、
ビデオ編集や
写真編集の機能を配置したり、
音楽のミキサーを配置したり、
デザインのテンプレートを表示したり、
コーディング作業用に縦長ディスプレイにしたり、
ゲームのライブ配信スペースとして活用したりといった利用例を考えられているそうです。
確かにこれくらいのスペースがあり、精細な表示とタッチやペン対応であれば、キーボードやパッドを補完する新しい入力デバイスとしても、可能性はかなり広がりそうですね。
イラストレーター 有田 満弘 氏
ZenBook Pro Duoを使って簡単にスケッチしてみた例を紹介。
パフォーマンスも強力で、CPUは第9世代インテルCore i9プロセッサー(8コア12スレッド)搭載。
GPUもRTX2060を搭載。
高負荷時にキーでファンをオートからターボに切り替えることもできます。
サウンドはharman/kardonとの共同開発。
Wi-Fi 6(802.11ax)対応。
右側面にはThunderbolt 3(USB-C), Audioジャック, USB3.1 Gen2、
左側面にはHDMI, USB3.1 Gen2の端子が付いています。
なかなか魅力的なスペックととっても気になるセカンドディスプレイScreenPad+。これは使ってみたくなりますね。
ScreenPad+のメニュー。アプリを配置でき、スマートフォンのように使えます。
タッチパッドにテンキーを表示することができたり、タッチパッドの部分を左上から右下になぞると電卓が起動したりと色々な工夫が散りばめられています。
このASUS ZenBook Pro Duoは、Core i9, 1TB SSDモデルが466,500円、Core i7, 512GBモデルが361,500円です。
ひかりTVショッピング:
ASUS ZenBook Pro Duo Corei9 32GB SSD1TB RTX2060
ASUS ZenBook Pro Duo Corei7 32GB SSD512GB RTX2060
タッチパッドがセカンドディスプレイになったASUS ZenBook 14/15。
14インチのZenBook 14, 15インチのZenBook 15とも世界最小クラスのコンパクトさになっています。
ZenBook 14
ZenBook 15はテンキーが付いています。
画面占有率90%のディスプレイがコンパクトさの鍵。
MIL規格準拠でタフさも保証。
フルHD(1,920×1080)のディスプレイはsRGBカバー率100%、170度のワイドビュー。
タッチパッドがタッチ式のセカンドディスプレイScreenPad 2.0になることで、スマートフォンのような使い心地になる。
このScreenPad 2.0で動画を再生したり、
テンキーにもなります。
Officeソフトをより便利に使うためのアプリもあるそう。
ZenBook 15はCore i7, GTX1650搭載
ZenBook 14はCore i7/i5, MX250搭載
ひかりTVショッピング;
ASUS ZenBook 15 Corei7 16GB SSD512GB GTX1650 Office H&B2019
ASUS ZenBook 14 Corei7 16GB SSD1GB MX250
ASUS ZenBook 14 Corei5 8GB SSD1GB MX250 Office H&B2019
ASUS ZenBook 14 Corei5 8GB SSD1GB MX250
さらに30周年を記念した特別なモデル ASUS ZenBook Edition 30も発売されます。
13,3型ディスプレイ搭載。
白い本革製の外観とゴールドなアクセントが高級感を醸し出しています。
ASUS ZenBook Edition 30は149,030円〜。9月中旬発売予定です。
ASUS Store: ASUS ZenBook Edition 30
その他ゲーミングPCなども参考展示されていました。
17.3型ゲーミングノートPC ASUS ROG Mothership GZ700。キーボードが分離します。
キックスタンドも搭載。Surfaceのようですが、重量は4.7kgもあります。
ASUS ZenFone 6については別記事で書きます。