中国の長編SF小説 三体・黒暗森林 を読みました

話題の長編SF小説「三体」を電子書籍で一気読みしました。なかなかの大作でとても面白かったですね。
「三体」は劉慈欣(りゅう・じきん)作の中国のSF小説。三体シリーズ(地球往時シリーズ)は「三体」「黒暗森林」「死神永生」の3部作になっており、現在日本語版は、三体2 暗黒森林(上下巻別)まで出ています。

出だしの文化大革命のシーンは少し読みづらく、これがSFと思ってしまいますが、三体星人とのコンタクトからは話が急展開。科学技術が大幅に進歩しているが故郷を失う三体星人の地球侵攻に対する地球人の対応が描かれます。「智子」による地球の科学技術発展阻止という状況で、想像を超えるスケールの大きな展開がとても面白いですね。来年に予定されている「死神永生」の発売が待ち遠しい。

SF好きでまだ読んでないという人はぜひ読んでみて下さい。
9/1には米Netflixオリジナルシリーズとして実写ドラマ化されるとの発表もありました。

saya: