近未来オートフォーカスアイウェア ViXion01 近視・老眼の悩みを解消? 実際に体験してみました

ViXion株式会社がクラウドファンディングを実施中の話題の近未来アイウェア「ViXion01」。近眼や老眼などでメガネなど手放せない人に距離センサーとオートフォーカスレンズで近くも遠くもよく見えるようにするアイウェアです。ViXion株式会社は2021年にHOYA株式会社からスピンアウトし独立したスタートアップです。

私は昔から近眼と乱視でメガネが手放せなく、最近は老眼も入ってきて近くが見にくいので、近距離に特化した(遠くはあまり強くない)遠近両用メガネを使っています。メガネではなかなか近距離と遠距離の両立が難しいのですが、このアイウェアではどんな感じに見えるのだろう?と実際に体験してきました。

現在はまだ試作機なので、製品化予定のものとは鼻パッド部分など違いがあります。しっかり鼻あてで固定して、左右の小さな丸いレンズを目の前に来るように移動させ、目の前でレンズの視野が重なるようにします。そのあと右下にあるダイヤルを回してピントを調整します(一眼のファインダーのピント合わせみたいな感じですね)。最初に右目の視度をあわせて、左上にあるボタンを押しながら左目の視度を合わせます。最初の調整はちょっと手間ですが、一度合わせたらその後は調整不要です。

真ん中にあるセンサーで距離を測定し、レンズのピントが調整されます。本当に目の前にある文字から遠くの文字までよく見えるのが驚きです。さらにその切り替えが驚くほど高速で、手元を見てから遠くを見てもすぐピントが合うためストレスが無いですね。
レンズの大きさが大きくはないので、目の前の円内に視野が限定される感じですが、思ったよりも視野はありますので、周りを同時に見ないといけないようなシーンでなく、集中して作業したり読んだりするようなシーンであれば良さそうです。乱視の補正はないですが、意外にも乱視が気になるようなこともなく、文字など読めました。
本体は約50gで軽いですね。連続使用時間は最大10時間だそう。

オートフォーカスアイウェアという新たな製品なので、完成度はまだまだなのかなとあまり期待していませんでしたが、実際使ってみるとすでにかなり実用的な感じがしました。今後のさらなる発展を期待したいですね。ズームやARなどの付加価値が付けばさらに面白そう。

オートフォーカスアイウェア ViXion01は、二子玉川 蔦屋家電 1階にあるショールーム「蔦屋家電+」で体験できます。気になる人は体験してみてください。クラウドファンディングは、下記2箇所で行われています。

GREEN FUNDING: ViXion01|オートフォーカスで眼のピント調節をサポートする次世代アイウェア

kibidango: ViXion01|オートフォーカスで眼のピント調節をサポートする次世代アイウェア

saya: