劇場用実写映画「秒速5センチメートル」観ました

先週、劇場用の実写映画「秒速5センチメートル」を観てきました。
新海誠監督の名作アニメをどう実写化するのか気になっていましたが、映像の美しさやストーリー構成など、想像以上に原作へのリスペクトを感じました。ノスタルジックな雰囲気も良いですね。

特に印象的だったのは、アニメでは描かれなかった大人になった貴樹や明里の物語が丁寧に補完されていた点。より分かりやすくなった反面、やや説明的に感じる部分もありましたが、それでも作品全体に通う切なさはしっかり伝わってきます。

そして何より、幼少期の篠原明里を演じた白山乃愛さんの存在感が圧倒的。
あの純粋でまっすぐな演技を見れば、貴樹が彼女を忘れられない理由も自然と納得してしまいます。（美化された思い出かもしれませんが）