2025年1月3日にレモン山サーベイによって発見されたレモン彗星(C/2025 A6)。
1991EVやティアマト彗星ではないですが、やはり彗星にはロマンを感じますね。
レモン彗星は、10月21日には地球に最接近し、現在は日没後の西北西の空に姿を見せている……はずなのですが、曇りや雨の日が続き、なかなかチャンスに恵まれません。
それでもどうしても見てみたくて、10月23日、光害の強い東京の夜空から観測にチャレンジしてみました。
この日は雲が多く、肉眼では星ひとつ見えない状況。それでも、スマート天体望遠鏡「Seestar S30」を使って、わずかな可能性に賭けてみました。
アプリで「レモン彗星」を選ぶと、Seestarが自動で彗星の方向に向けてくれるので、目では見えなくても撮影準備が整います。
しばらく観ていると、雲の切れ間からようやく星がちらりと見えるように。
長時間(といっても3分ほど)の露光では彗星が移動してしまいますね。
短時間撮影でもほんのりと尾は写ります。
翌24日は快晴予報で期待していたのですが、まさかの雨…。
今を逃すと、レモン彗星が再び戻ってくるのは1000年以上も先。晴れた夜空のもとで、もう一度撮影にチャレンジしたいですね。
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