チェコ共和国大使館で開催された「チェコ ガラス・宝飾展(煌きのボヘミアガラス展2024)」にチェコ親善アンバサダーとして招待していただきました。
チェコのボヘミアガラスは有名ですが、見事な作品が集結し圧巻の展示でした。チェコはボヘミアガーネットでも有名なのですね。動画と写真でその展示を伝えたいと思います。
カメラの設定が間違っていて手ブレしてしまっています…が、きらめく様子は動画の方が分かるかも。
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ボヘミアガーネット
チェコのボヘミアガーネットは世界各地で算出されるガーネットの中でも最高のものとされ、炎のような深紅、非常に高い硬度、光の屈折による輝きです。
ガーネットの一大ブームが起こったのは16世紀半ばの皇帝ルドルフ2世の治世で、皇帝は素晴らしいコレクションを作ったそう。1762年女帝マリア・テレジアはボヘミアからのガーネット原石の持ち出しを禁止。
Granát Turnov (トゥルノフ・ガーネット協同組合)は、ボヘミアガーネットを用いたオリジナル宝石メーカーとして最大規模で、ボヘミアガーネット鉱山とその採掘権を持っています。チェコのお土産としても人気。
ミュシャのデザインのアクセサリー
ガーネットに囲まれているのはモルダバイトという隕石衝突の際にとけた鉱物が固まった天然ガラス。
パヴェル・トゥヴズニク取締役会長とペトラ・パヴリシュトヴァー(セールス・ディレクター)さんから詳しく教えていただきました。
ペトラさんの付けているガーネットのアクセサリーは、ミッシェル・オバマ大統領夫人に贈られたものと同じもので世界に2つしかないとか。
ボヘミアガラス
Moser(モーゼル)をはじめとしたガラスメーカーの製品が数多く並んでいました。
本当に色々な色や装飾があり見事でした。写真では伝わりにくいですが、輝きも素晴らしいです。
見事なガラス作品も展示されていました。
イジー・スヒー(富山ガラス造形研究所教授)による作品
クリスティナ・ヴェントゥロヴァ(チェコ ガラス作家・デザイナー)の作品
ステンドグラス作品。教会のステンドグラス修復などを手掛けている作家さんの作品だそう。
チェコへ行かれる際はぜひボヘミアガラスやガーネットにも注目して下さい。