7/7の七夕はモノフェローズの「CASIO PROTREK PRW-3000」体験イベントに参加してきました。CASIOの腕時計と言えば、G-SHOCKが有名ですが、PROTREKは、高度(気圧)計、方位計、温度計のトリプルセンサーを内蔵した腕時計で、本格的な登山にも利用できるツールとして使われているそうです。
第一世代のトリプルセンサーを搭載したPROTREK。かなり大きな腕時計だったみたいですね。
トリプルセンサーが大きく、消費電力も大きかったそうです。
第二世代のトリプルセンサー搭載のPROTREK PRW-1300。薄型化を実現。
磁気センサーの消費電力を70%削減して、ソーラー電池での駆動を可能に。
さらに、電波時計のアンテナを磁気センサーに影響を与えないように配置し、電波ソーラー化を実現。
PROTREK PRW-3000は、第三世代トリプルセンサーを搭載。
圧力センサーの感度を飛躍的に向上させつつ消費電力を85%削減。
磁気センサーのサイズを95%小型化しつつ消費電力を90%削減。
高度計は1m毎の表示を実現。演算処理を最適化して表示されるまでの時間も1秒に短縮。(従来は5m毎、5秒)。
方位計は60秒の連続計測を実現。
電波受信アンテナも基盤中央部に配置。液晶表示を大型化しつつ、サイズを44mmに小型化。薄型化。女性でもフィットするサイズを実現したとか。もちろん10気圧防水です。
CASIOでは現場で使うものは現場を経験して開発するというフィールドワークという考え方があり、開発者の牛山氏も登山を経験するようになったそう。手を使うような登山ではサイズが重要でボタンが手の甲に当たらないようにする必要性を痛感したとか。
ケースに入っているのはヒマラヤ8000m峰14座完全登頂を実現した登山家の竹内洋岳氏が実際に付けていたPROTREKたち。
デジタルよりもアナログの方が認識しやすいという声を反映させたフルアナログモデルのPRX-7000T(高度や方位なども4本の針で表示)に対し、「4本の針を別々の色にすれば視認性が高まる」とのアイデアをもらって、急遽試作機を作りベースキャンプまで届けたといったエピソードもあったそう。
方位計、気圧・温度計、高度計は左側にある3つの大きなダイレクトボタンで一発で表示することができます。
第三世代トリプルセンサーの省電力化でソーラーパネル(PROTREK、BATTERYなどの文字やアイコンがある輪の部分)も小型にすることができ、見やすい大きな文字表示を実現したそう。
高度表示も待たずにすぐに表示されるのは良いですね。
方位計は3つのドットが並んでいるのが北向き。
気圧計は同じ場所にいる時にその変化を見ることで、天候が良くなるか悪くなるかを判断する目安になります。
温度計は体温の影響を受けるので、気温を測る場合は腕から外してしばらく置く必要があるそう。
上段に上向きの矢印が出ていますが、これは気圧の急上昇があった時に出るアラーム。急降下、最高値通過(高気圧通過)、最低値通過(低気圧通過)などでもアラームを鳴らすことができます。
4種類のカラーがあります。オレンジ色のモデルが良いかも。
このあと、皆で箱根に出かけて実際にPROTREK PRW-3000を使ってみました。ということで続きます。
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