HTC サポーターズ クラブの企画で、HTCグローバルレポーターとして、新フラッグシップスマートフォンHTC U11の台北での発表会に参加した際に、桃園市にあるHTCの工場見学もさせていただきました。旧HTC本社なのだとか。
工場に社外の人が入るのはキャリアの監査の時ぐらいで、メディア・ファンへの公開は今回初の試み。
写真撮影できたのは外観と受付だけ。あとは、HTC社より提供された写真です。写真はメディアとして同行された山根博士。
実は新製品発表前なので既存製品の製造風景を見学するのだと思っていたのですが、見学したのは新製品のHTC U11の製造ラインでした。
基盤を製造で部品が配置されていくあたりはほぼ機械化されています。人の目で見ている部分もあります。
組み立ては意外と人手でやられている部分が多かったですね。10名ほどのオペレーターが3工程ぐらいずつ、作業を実施していきます。配線などは人がやるほうが効率が良いとか。振動テストや防水テストなんかもやってました。
そしてスマートフォンの各機能のテストは機械で実施していきます。最終的には人の手で、手触りや傷の有無などもチェック。
最終的にIMEIなどが書き込まれ、パッケージングされます。最終的には重量を測り、パッケージの中身の間違いなども防止。
一度パッケージングされたもののうち10%を抜き取り、完全に人手で動作をテスト、ファイナルチェックをします。
しっかりとテストやチェックを繰り返して、品質を高めようとしている努力が良くわかりました。実は、日本のキャリアの監査が最も厳しく、それをパスするためにはこれくらいの品質管理は必要なのだとか。