先日のCANON iVISモノフェローズセミナで体験したHF21を2週間ほどお借りしました。
先日の赤穂旅行ではHF21を使ったビデオ撮影を楽しみました。コンパクトかつすぐに撮影可能になるので、お手軽に高コントラストのハイビジョン映像を綺麗に撮影できるのはもちろん、顔認識やハイスピードAF、手ぶれ補正、15倍ズーム、ビデオライト機能などの有用性を実感することができました。
こちらは手持ちの花火をHF21で静止画撮影したもの。とても綺麗に撮影できました。
でも残念ながら上記の家族の顔が映っていないシーンではいまいちサンプルとして面白くないので、友人の「姫」さんを撮影してみた動画でレビューしてみたいと思います。(夏の暑い中撮影にご協力頂き本当にありがとうございました。)
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ポートレートモードで撮影(フェイスキャッチON, 一部逆光補正ON)
フェイスキャッチとハイスピードAFで録りたい人にすぐにピントが合うのはいい感じです。多少横や後ろを向いても顔の位置は認識し続け、フォーカスが合います。望遠で顔を大きく録ると背景がかなりボケて一眼の動画のようになるのは驚きました。イメージセンサは小さくともレンズがかなり明るいからでしょうか。ただ、顔が他のものの陰に入るとやはりフォーカスが移動してしまい、また顔を認識するまでフォーカスがずれたりするようです。AFスピードが速いのであまり気になりませんが。
手ぶれ補正はやはりすごいです。橋の階段を上り下りしながら撮影しても嫌な振動が見えずスムーズに撮影できました。でも、縦のブレには非常に強いのですが、横のブレは気になります(パンしたいのかブレているのか判断しにくいので難しいのかもしれないですが)。
本当に一緒に歩きながら撮影することが可能ですが、顔がかなりアップになってしまうので、もう少し広角が実現できればより良いのになと思いました。
逆光補正をONにすれば逆光でも顔がきれいに撮影できました。
ビデオスナップ機能も面白いです。撮影時でなくてもビデオ再生時にもビデオスナップボタンを押して撮影ボタンを押せば4秒の切り出しができ、そうやって切り出したものを本体で音楽付きで連続再生できます。上の動画はiMovieで編集していますが、このような動画を本体で簡単に作成してその場で観たりすることができます。やはり本体で編集しても音楽付きでPCに書き出しができないのが非常に残念ですが。
あと少し気になったのは、USBでMacに接続してもモードによって振る舞いが違うところ。何で認識しないんだろう、どうして動画を認識しないんだろうとか思ってしまいました。動画の再生モードにしてUSB接続しないと動画を認識しないようです。
ちなみに手持ちのデジタル一眼DMC-GH1でも動画撮影してみました。720Pなのに精細さではGH1の方が上でした。フォーカスや手軽さは圧倒的にHF21の方が上ですが。
試してみた感想としては、静止画も綺麗なので、これ一台で動画主体に子供の日常風景やイベント(運動会、学芸会)撮りなどに手軽に使えて良い感じがしました。設定操作が少し複雑なのが玉にきずです。まあ、ほぼオートで綺麗に撮れるのであまり気にはなりませんが。
Canon ハイビジョンデジタルビデオカメラ iVIS HF21