先日コクヨS&T株式会社の新しいデジタルノート「CamiApp S」をブロガーイベントで体験させて頂きましたが、レビューモニターでノートブックタイプiOS版をお借りすることができました。
メモパッドタイプの方がコンパクト&軽量なのですが、ノートブックタイプは布カバー&ペンホルダー付きで格好良いのでこちらにしてみました。
ノートブックタイプは見開き2面、別々にスキャンできるのですが、そのスキャンはこの2つの電磁誘導センサーで行います。折れ曲がる中間部分はセンサーがないのでスキャンできません。配線が隠されており、バッテリーは右側だけに付いています。
センサーのラインに沿って専用ノートを貼付けます。
すると一見カバー付きのノートブックになります。ちょっと分厚いですがw
専用ペンにボールペン替芯を装着。
背面のカバーのマジックテープを外すとバッテリー部分が見えます。
さらにプラスチックカバーを外すとバッテリーが見えますね。かなり小さなバッテリーです。
バッテリーの充電は上部のmicroUSB端子からできます。
次にiPhoneにCamiAppアプリをインストールして、Bluetoothでペアリング。
様々なクラウドサービスとも連携可能になっています。
セッティングが完了したら、上の子が興味津々で、ノートを奪って落書きしだしました。
絵を描いていましたが、文字も書いてみてというと、こんなのを書き出しました。
ノート右下のチェックボックスをチェックしたら、今まで書いていた分が保存されるみたいですね。
iPhoneのCamiAppアプリからチェックボックスのアイコンを押すと同期が始まります。
なんか先日のイベントのときより同期にものすごく時間がかかります。たまたまかと何度か試してみましたがやはり遅い。これは少し残念でした。Android版は速いけど、iOS版は遅いのかも。
あと、4014年とかいう表示になるのはなぜだろう?
ページを選択すると、コメント欄に文字認識した文字が入っており、検索にひっかかるようになります。
上の子のかなり下手な文字でもある程度認識しますね。響が郷立日と縦に認識されていたのは笑いました。
ちなみに私が会議等で走り書きした文字の認識率はもっと極端に悪いです。ゆっくり書けば認識率が上がるのですが、議事メモだとそうもいかず。。キーワードとしてちゃんと入っていなかったりで検索もうまくマッチしません(;_;)。
検索するキーワードだけゆっくり書けば良いですが、何となく文字毎に認識して前後のつながりを考えていない感じがします。カタカナ、ひらがな、アルファベット、数字、記号など簡単な文字の方が誤認識しやすいので、もう少し単語や前後のつながりを考慮して変換してくれると認識精度が上がりそうな気がします。
書いたノートは左下の共有ボタンを押すと各種クラウドサービスに共有することができます。
Googleドライブに共有したファイルです。
カメラで撮影せずにチェックするだけでスキャン、さらに共有したりできるのはやっぱり面白いですね。
文字認識精度や同期速度など残念な点もありますが、これからの改善に期待しています。
あと、イベントのとき電源付けたままでも使っていなければバッテリーが保つと聞いた気がしたので、同期させるために電源切らずにしまってしまったけど、次の日にはバッテリーが無くなっており使えませんでした。電源は使用するときだけ付けた方が良いみたいです。
次は、アクションマーカーとかGoogleカレンダー連携とかまだ試していない機能もありますので、それを試してみたり、色々使い方を考えてみたりして感想を書きたいと思います。
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