昨日は、オメガさんの招待で銀座のニコラス・G・ハイエック センターで開催されたブロガー向け「OMEGA 2015新作ウォッチ&ジュエリーコレクション展示会」に参加してきました。
毎年春にスイスで開催される世界最大の時計・宝飾展バーゼルワールド2015で発表された、OMEGAの新作ウォッチをいち早く見たり触れたりできました。また、普段は撮影不可のカスタマーサービスや研磨ブースなども特別に撮影させていただきました。
ニコラス・G・ハイエック センター14FのイベントホールCité du Temps Ginza(シテ・ドゥ・タン ギンザ)には沢山の腕時計やジュエリーが展示してあったのですがすべて新作なのだとか。
オメガの修理技術者のトレーナーをされているスタッフの方に説明していただきました。
今年のOMEGAのキーワードはMETAS認定「マスタークロノメーター」。今までもスイスクロノメーター検定協会(COSC)による検査・認定がありましたが、さらにムーブメントのみの検査でなくケーシングした日常の装着状態での性能測定、15,000ガウスの高磁場環境でも正しく機能することなど8つの基準による認定プロセスでMETAS(スイス連邦計量・認定局)の承認を得ているそう。
最近はメンテナンスに出される時計の多くが磁気帯びになっているそうで、例えばバッグの留め具、アクセサリーやスマホ・タブレットなど磁石や強い磁気を発生する装置に時計を近づけると時計が止まったり、精度が狂ったりするそう。
15,000ガウスというのはMRIの磁気強度に相当するので、MRIの磁気に晒されても精度を保つというのはすごいですね。
世界最初のMETAS認定「マスタークロノメーター」を受けたのが、「コンステレーショングローブマスター」。
1952年に製造された「コンステレーション」の特徴的なデザインである、パイパンダイヤル(12角の文字盤)やフルーテッドベゼル(縦溝の刻まれた文字盤の回りのパーツ)を継承。
シーマスター プロプロフ 1200m
1970年に製造されたプロフェッショナルダイバー向け「シーマスター プロフェッショナル 600」の特長を継承し、さらに全面的に改良したダイバーズウォッチ。水深1200mの水圧にも耐えられ、マスタークロノメーター認定も。
防水のためのパッキンは硬くなっているので、ヒーターで加熱しながらガラスを圧着、24時間後にさらに圧力をかけるのだとか。
シーマスター アクアテラ ジェームズ・ボンド 007 リミテッド
12月公開予定の映画007スペクターに向けて用意されたジェームズ・ボンドの特別モデル。
イエローの秒針の先端にはボンド家の紋章を模った装飾
007にちなんで、耐磁性能が1万5007ガウス以上と書かれたり、世界限定1万5007本だったりするそう。
スピードマスター ホワイトサイド・オブ・ザ・ムーン
真っ白なデザインが特徴的ですね。女性とかにも受けそう。
スピードマスター アポロ13号 45周年記念 スヌーピー アワード
映画にもなったアポロ13号の宇宙飛行士の生還。その危機を救ったオメガの貢献を称え、1970年に贈られた「スヌーピーアワード」の45周年を記念した限定モデルだそう。限定1970本。
文字盤にはスヌーピーの姿や映画アポロ13のセリフ”FAILURE IS NOT AN OPTION”が描かれています。
0〜14秒のところには”What could you do in 14 seconds?”と描かれ、オメガのスピードマスタープロフェッショナルを使って宇宙飛行士が正確に14秒カウントして軌道修正したエピソードを示しています。
背面は宇宙飛行士姿のスヌーピーがダークブルーのエナメルに浮かんでいます。スヌーピーアワードのバッジと同じデザイン。
他にも様々なデザインの時計がいっぱい。見ているだけで楽しくなりますね。
久しぶりにじっくり高級腕時計など見たり触ってみたりしましたが、やはり良いですね。とっても欲しくなってしまいましたが、やっぱり高級すぎて…
オメガの2015年新作に興味ある方は、5/23~5/31に、ニコラス・G・ハイエック センターで 「BASELWORLD 2015 -新作時計展-」が開催されるそうなので、ぜひ行ってみてください。
このあとのカスタマーサービス等の見学は別記事に続きます。
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