#中欧旅 #オーストリア #ウィーン 栄華を誇ったハプスブルク家の シェーンブルン宮殿

ハルシュタットを出発し、バスでウィーンへ向かいます。

ウィーンでの夕食と宿

ウィーンに到着してまずは東側にあるレストラン 「MARX bier und mehr」 で夕食。

名前の通りビアレストランなので、まずはビールを注文。美味しい！

気になったのはオーストリアの清涼飲料水「アルムドゥードゥラー」。ハーブが効いた味わいで地元の人に人気だそうです。

夕食はコンソメスープからスタート。浮かんでいるのはダンプリング。

そしてメインはウィーン名物 「ウィンナーシュニッツェル」。シンプルな味付けで肉の旨味がストレートに感じられます。
イタリアのミラノ風カツレツが、1857年にヨーゼフ・ラデツキー元帥によってオーストリアに伝わったという説もあるそう。

デザートは「パンケーキ」と呼ばれていましたが、日本のパンケーキとは違って、クレープのように軽い食感。甘酸っぱいソースがアクセントになっていました。

この日の宿は、「ライナーズ ホテル ウィーン」。Matzleinsdorfer Platzからすぐの立地。

翌朝はホテルで朝食をいただき、いよいよウィーン市内観光へ出発します。

バスでの移動中、トラムがギリギリまで迫ってびっくり。

ハプスブルク家の夏の離宮・シェーンブルン宮殿

まず訪れたのはウィーンを代表する観光地、シェーンブルン宮殿。
ハプスブルク家が「ヴェルサイユ宮殿よりも豪華なものを」と建てた夏の離宮で、外観はバロック様式、内部はロココ様式。全1441室もある巨大な宮殿です。外壁の黄褐色は「マリア・テレジア・イエロー」と呼ばれています。

訪問時はちょうど広場が、障害馬術の世界大会 「ロンジン・グローバル・チャンピオンズ・ツアー」 の会場として設営中でした。

宮殿の裏手には広大な庭園が広がり、手前にネプチューンの泉、遠くにはグロリエッテが見えます。
敷地内には現存する世界最古のシェーンブルン動物園もあります。パンダがいるそうです。

シェーンブルン宮殿の中を見学します。

神聖ローマ皇帝フランツ１世

オーストリア女帝マリア・テレジア

大ギャラリー

シェーンブルン宮殿といえば数々の歴史の舞台になった場所ですが、有名なエピソードの一つがこちら。
1762年10月13日、当時6歳だったモーツァルトが宮殿内の「鏡の間」でマリア・テレジアの前で御前演奏を行った後、退出の際に転んでしまいました。そのとき助け起こしてくれたのが、マリア・アントーニア（後のマリー・アントワネット）。モーツァルトは彼女に向かって「あなたをお嫁さんにしてあげる」と言ったと伝えられています。

1743年にマリア・テレジアが開催した貴婦人の馬車行列の様子が描かれた絵。

漆の間

百万の間

1736年にマリア・テレジアが結婚する時に作られたベッド

宮殿内部は豪華絢爛で、ハプスブルク家の栄華を存分に感じられるものでした。

馬車博物館

カンマーガルテン

庭園もとても美しいです。

ウィーンの街並みへ

シェーンブルン宮殿を後にして、ウィーン中心部のメイン通りへ。車窓から街並みを眺めつつ、ガイドさんの解説を聞きました。

マリアテレジア広場

ウィーン自然史博物館

美術史美術館

ホーフブルク王宮

スポーツの祭典で盛り上がっていました。

プリンツ・オイゲン騎馬像

スイス門

フランツ2世像

街には観光用の馬車が多く走っていて、歴史を感じる雰囲気。

シシィ博物館

ミヒャエラー広場

遺構が残されています。

聖ミヒャエル教会

コールマルクト

グラーベン通り

ヨーゼフスブルンネン

聖ペーター教会

ペスト記念柱

シュテファン大聖堂

ケルントナー通り

カフェ ザッハー

ウィーン国立歌劇場

ここでツアーはいったん解散となり、残りは 1日半のフリータイム です。