昨日はブロガーズ・ラウンジの招待で、Canvas@Sony 2008 Secret Partyに参加してきました。
Canvas@Sonyは、新しいアートの発掘、若手アーティストの育成を目的に銀座ソニービルやソニー製品をキャンバスとして開放する企画です。去年から開催され今年で2回目。選考された3名のアーティスト「宮原葉月」「きたざわけんじ」「igu」本人を交えたデザイン発表などがあるブロガーおよび美大生向けのパーティが銀座ソニービル8F OPUSで開催されました。
3名の作品はソニー製品であるウォークマンNW-E023F、ヘッドホンMDR-D333LW、SO706i Style-UpパネルSPC706iの限定モデルとしてソニースタイルで発売されています。
また、ソニービルの側面いっぱいをアートウォールとして4週間ずつ各アーティストの作品が展示されます。左の写真のようにすでに「宮原葉月」さんの作品が展示されています。
企画に関わったFM802 digmeout FACTORY プロデューサー 谷口氏とソニー パーソナルオーディオデザインチームプロデューサー/デザイナー 小宮山氏の話もありました。谷口氏が若手アーティストの選考を行い、小宮山氏はアーティストのデザインについて社内のマインド改革をしたり立体的な商品に再現するため苦心したりしたそうです。
OPUSでは各アーティストの作品が展示されており、その一部として限定商品が入っています。
宮原葉月さんの作品は、ペンと水彩で描かれた少し変わっているけど魅力的な動物や人の絵が印象的です。秋を思わせる色合いとポケットがたくさん付いたコートにWalkmanをいっぱい入れたり遊びがあります。
ペンで書いた部分はにじみがあり、これが不良だと思われるため品質管理から直前にNGが出た。これがアートだというのを社内に説得してなんとか出したそうです。
きたざわけんじさんの作品は、大胆に飛行機などが描かれ、アウトドアの開放感が感じられます。白、青、赤など鮮やかで印象的です。バッグはMSPCの特注品ですが、限定販売されるかもということです。自転車も格好良いですね。
実はIllustratorで描かれているとか。
iguさんの作品は、まさに絵本。音の世界を表現しているそうです。作品中に隠れた遊びがあるので、それを見つけて遊んでほしいといった、子供を意識した作品になっています。
実際に絵本も作成されており、200冊限定で遊びにきた子供にあげるらしいです。
来年に向けてすでに作品募集は始まっているそうです。選考で重要視しているのはぱっと見でとびこんでくるオリジナリティだそうです。プロになりたいという強い意志のある方、見たことのないものを見せてほしいとか。
限定商品はインクジェットプリンタでほとんど手作り状態で作成しているそうです。なのでこれくらいしか用意できないしコストから言えばとてもペイできないとか。アーティストの意見を尊重し色や立体化なども再現性にこだわりかなり工夫して作り出したのでノウハウにもつながったとか。
Canvas@Sony限定商品は下記。限定数50ですでに発売中。
ウォークマンNW-E023F 8,980円
ヘッドホンMDR-D333LW 5,980円
SO706i Style-UpパネルSPC706i 1,575円
お土産にiguさん絵本とアートの入ったクリアファイル、コースターを頂きました。ソニービルのどこかでもらえるそうです。
Canvas@Sonyは11/3まで開催しているので興味がある方は銀座ソニービルへ。
今回は谷口氏、小宮山氏の裏話や各アーティストの感想など面白かったです。招待ありがとうございました。
ところで、ソニービルに到着したとき別の壁面でこんな広告パフォーマンスが。
壁面を人が歩いて踊っています。