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今日はAMN主催のポラロイド「PoGo」ブロガーミーティングに参加してきました。
ポラロイド社はもちろんポラロイドカメラのポラロイド社です。ポラロイドフィルムの生産を停止したポラロイドですが、デジタル時代に新たな技術を元にその場プリントの利便性を提供するモバイルプリンタ「PoGo」を11/20に日本発売します。その前日にPoGoを触る機会を頂きました(さらに全員にそのままモニター貸し出しされました)。


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まずは、ポラロイド社の歴史紹介から。名前の由来となっているPolarizeは偏光。偏光技術の研究から軍需サングラスを生産されていたそうです。ポラロイドカメラの誕生はエジソンに次いで2番目に特許が多いランド氏が3歳の娘の「パパ、今撮った写真がなぜ見れないの?」という言葉からヒントを得て、インスタントカメラの開発に取りかかり、1948年に初めてのポラロイドランドカメラ(右)を開発したそうです。

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会場には歴代のポラロイドカメラが展示してありました。

P1030335.jpgPoGoはデジタル時代のポラロイドカメラを目指して、Polaroid on the Go=どこでも持っていけるをコンセプトに商品化されたそうです。
電源ボタンしかなく、あとは携帯からBluetoothかデジカメからPictBridgeで印刷する簡単さ。1枚1分ぐらいで印刷できる速さが売りになっています(印刷自体は30秒ほど)。ちなみにポラロイドカメラは色が出るまで90秒くらいかかるそう(このとき写真を振るのは質が落ちるだけで効果がないのでさける方が良いということは初めて知りました)。
色は黒とシルバーがあるのですが、シルバーは日本独自のカラーで女性にも気軽に使ってほしいと考えて作ったのだそうです。欧米版はACアダプタが大きいのですが、日本ではそれではダメだと小さくしたらしい(そのために認証を取り直さなければならなかったとか)。


P1030353.jpgインクレスで印刷する技術は元ポラロイド社員の兄弟会社Zink社の技術で、ペーパーが14層担っており、結晶体が解けて発色する。異なる温度に反応するので1回(1パス)での出力が可能。10年以上前から暖めて、今日日の目を見たというものらしい。

このあとは実機の体験でした。
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ペーパーは10枚単位でセットします。青い台紙みたいなのを下にしても一緒にいれるとこの青い紙が排出されます。これでセット完了なのですが、用紙のセット方法は説明を聞かないと分からなかったです。

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デジカメからのPictBridgeでの印刷とMacBook AirからのBluetooth印刷を試してみました。USB接続のPictBridgeでの印刷ではやはり30秒後ぐらいから印刷し始め60秒くらいで印刷完了。
Bluetoothでの印刷ではサイズが4MB以上と少し大きかったのもありますが2分以上転送にかかり、それからプリントされました。携帯電話だけでなく、パソコンからも印刷できるのは面白いですね。
印刷された写真はインクジェットプリンタの写真を見慣れていると、何だか解像度が低い(粒状感がある)感じで少し残念。もう少し綺麗だったら良かったのですが、まだまだできたての技術ということで、今後に期待でしょうか。とは言っても色は悪くはないので、シールプリント用途なら使えると思います。
あと、残念なのは携帯の赤外線通信やSDカードやUSBメモリからの印刷などに対応していない点。USBコードも持ち歩かないといけないのはやはりちょっと面倒ですね。基本は米国で企画されているため、日本固有の要望は今後に期待という形に。
タカラトミーがライセンスを受け、よりポラロイドカメラに近いレンズ付きのZinkプリンタxiao TIP-521を商品化しましたが、ポラロイドでもレンズ付きは企画中で近い将来に商品化されるみたい。
モニターでお借りしたので、どのようなシーンで使えるか確かめてみたいと思います。
PoGo User’s Voices
Polaroid インスタントモバイルプリンター PoGo シルバー CZJ-10011BA
Polaroid インスタントモバイルプリンター PoGo ブラック CZJ-10011BB

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