AI PC 普及のため 低価格なDellブランドのCopilot+ PC登場 #デル #AMD

デルのAMD新CPU搭載の個人向け新製品発表会にアフィリエイトパートナーとして参加してきました。
Copilot+ PCというとプレミアムな価格帯のPCが多いですが、デルは業界としてのAI PCの普及のため、一般向けの低価格帯「Dell」ブランドにもCopilot+ PCを投入。AMD新CPUを搭載した旧Inspironシリーズからリニューアルした新製品が発表されました。

松原 大さん（デル・テクノロジーズ株式会社 ジャパンコンシューマー＆リテール アソートメントプランナー兼コンサルタント）から新製品の紹介。

今回、AMDの新CPU投入、DDR4終息ということもあり、Dell 14およびDell 16が発表されましたが、これでブランドリニューアルが完成し、製品が出揃ったことになるそう。

Dell 14, Dell 16は、8/29発売開始です。

Dell 14 (DC14255)

Dell 14は、プラスチックシャーシとアルミニウムシャーシの2種類が発売されます。
ともにFHD+非光沢300nit IPSパネル、DDR5 5600MT/s メモリ、Bluetooth 5.3, USB 3.2 Gen 1 Type-A x2, HDMI1.4, USB 3.2 Gen2 Type-C DisplayPort 1.4, SDカードスロットなどを搭載しており、基盤は同じものが使われているそうです。
プラスチックシャーシの方は価格を追求したAMD Ryzen 200シリーズ搭載。アルミニウムシャーシの方がCopilot+ PCにあたるAMD Ryzen AI 300シリーズを搭載、指紋認証、バックリットキーボード、プライバシーシャッター付きFullHD Webカメラ、WiFi6E搭載など付加価値を高めたモデルになっています。

Dell 14 (DC14255) プラスチックシャーシ プラチナシルバー AMD Ryzen 200シリーズ搭載
（以下、実機写真は英語キーボードですが、販売は日本語キーボードになります）

Dell 14 (DC14255) アルミニウムシャーシ プラチナシルバー AMD Ryzen AI 300シリーズ搭載

Dell 14 (DC14255) アルミニウムシャーシ ミッドナイトブルー AMD Ryzen AI 300シリーズ搭載

プラスチックシャーシとアルミニウムシャーシの見た目はほとんど変わりませんが、アルミニウムシャーシの方は指紋認証・バックリットキーボード搭載

プライバシーシャッターも付いています。

Dell 16 (DC16255/DC16256)

Dell 16も、プラスチックシャーシ(DC16255)とアルミニウムシャーシ(DC16256)の2種類が発売されます。
ともにFHD+非光沢300nit IPSパネル、DDR5 5600MT/s メモリ、WiFi6、Bluetooth 5.3, USB 3.2 Gen 1 Type-A x1, HDMI1.4, USB 3.2 Gen2 Type-C DisplayPort 1.4, WiFi6などを搭載しています。
プラスチックシャーシの方は価格を追求したAMD Ryzen 200シリーズ搭載でSDカードスロット非搭載。アルミニウムシャーシの方がCopilot+ PCにあたるAMD Ryzen AI 300シリーズを搭載、指紋認証、バックリットキーボード、プライバシーシャッター付きFullHD Webカメラ、SDカードスロット搭載など付加価値を高めたモデルになっています。

Dell 16 (DC16255) プラスチックシャーシ プラチナシルバー AMD Ryzen 200シリーズ搭載

Dell 16 (DC16255) プラスチックシャーシ カーボンブラック AMD Ryzen 200シリーズ搭載

Dell 16 (DC16256) アルミニウムシャーシ ミッドナイトブルー AMD Ryzen AI 300シリーズ搭載

プラスチックシャーシの方はSDカードスロットが非搭載です。

アルミニウムシャーシの方は、指紋認証、バックリットキーボード、SDカードスロットなど搭載しています。
あと、アルミニウムシャーシのほうが表面に指紋がつきにくい感じがしました。

関 路子さん（日本AMD代表取締役副社長 アジアパシフィッククライアントビジネス開発ディレクター）からAMD新CPUの紹介。

AMD Ryzen AI 300 シリーズ

AMD Ryzen AI 300シリーズは、NPUを使ったマルチスレッド・AI・省電力などの優れたパフォーマンスが特徴。

AMD Ryzen AI 7 350は、8コア16スレッドで、AMD Radeon 860Mグラフィックス搭載
AMD Ryzen AI 5 330は、4コア8スレッドで、AMD Radeon 820Mグラフィックス搭載
ともに次世代NPU XDNA 2アーキテクチャで、50TOPS。Copilot+ PCに対応。
CPUは ZEN5、GPUは RDNA 3.5アーキテクチャ。

マルチタスク性能

コンテンツ作成性能

バッテリー駆動での性能

NPUは業界最高水準の50 TOPS

AMD Ryzen 200 シリーズ

AMD Ryzen 200シリーズは、Copilot+ PCの要件の40TOPSに満たないNPU搭載または非搭載のモデルなので、シリーズ名にAIは付きません。AMD Ryzen AI 300シリーズより前の世代のCPU, GPUですが、コストパフォーマンスに優れているプロセッサになっています。

AMD RyzenI 7 250は、8コア16スレッドで、AMD Radeon 780Mグラフィックス、16TOPS NPU搭載
AMD Ryzen 5 220は、4コア8スレッドで、AMD Radeon 740Mグラフィックス搭載
CPUは ZEN4、GPUは RDNA 3アーキテクチャ。

今までIntelのCPU, NPU, GPUの話は聞く機会が多かったですが、AMDはあまり話を聞いたり使ったりする機会がなかったので、とても興味深かったです。価格は比較的安いけど実はパフォーマンスに優れたモデル。ぜひ使ってみたいですね。

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