MGR-A7は内蔵したマイクでいわゆる生録ができるPCMレコーダですが、他の製品のように録音専用機ではなく、高音質ミュージックプレーヤーにレコーダが付いたような製品になっています。
マイクは3マイク(L/R/C)搭載しています。ステレオマイクでなく、3マイクを使ってセンターへ集音性を高めることができるらしいです。もちろん2マイクや1マイクでの録音も可能です。
これだけコンパクトでも、2GBのメモリを内蔵しておりさらにSDカードを使うこともできます。
見た目の印象はミュージックプレーヤーなので、あまり録音しているという感じが無くて良いですね(R-09などはいかにも録音している感じなので使用にちょっと気を使います)。
メニュー構成もミュージックプレーヤーが基本になっています。録音やその再生は、その一機能といった感じになっています。でも録音モードで電源オフするとちゃんと録音モードで立ち上がるのは良いですね。
USBにパソコンに接続すると、内蔵メモリとSDカードがマスストレージとして認識されます。WindowsだとWindows Media Playerで楽曲の転送が可能な他、直接ドラッグアンドドロップすることもできるそうです。
Macでもマスストレージとして認識されるので、MP3ファイルをドラッグアンドドロップで入れてみましたが、MP3タグのエンコードが悪いのか、Mac OS Xが作成する隠しファイルが悪いのか分かりませんが、データベースが壊れて起動不可能になってしまいました。ストレージとしては認識したので、すべてのファイルを消して初期化すれば直りましたが(1回しか試していないため、原因等は良く分かりませんし、必ずそうなるのかも分かりません)。
Macでも認識されたストレージから録音したファイル等をコピーするのは問題ないようです
試しに録音してみたファイルを置いておきます。マニュアルレベル調整は難しかったので、オートゲイン、3マイク、WMA 128kbpsでの録音になっています。
» 阿波踊り WMA 360KB
Windows Media AudioはMacでは聞きにくいので、WMA→WAV→MP3に変換したものをおいておきます。(変換しすぎ。始めからWAVで録音しろって感じですが・・)
» ピアノ演奏(紗綾姉)MP3 2.4MB